今回はZooの紹介。

Zooは、緑のクリーチャーを優秀な火力でバックアップしながら相手を倒すアグロデッキです。
3色目に白をタッチするのが一般的で、さらに黒を追加したものをドメインZooと呼びます。
最近の緑の生物群はかなり高性能なので、レガシーでも活躍しているデッキタイプです。

参考レシピ↓
Naya Burn by Brian Six
creature [15]
3 Grim Lavamancer
4 Kird Ape
4 Tarmogoyf
4 Wild Nacatl
instant [16]
3 Fireblast
4 Lightning Bolt
1 Lightning Helix
4 Magma Jet
4 Price of Progress
sorcery [7]
4 Chain Lightning
3 Rift Bolt
land [22]
4 Bloodstained Mire
3 Mountain
2 Plateau
3 Taiga
3 Wasteland
3 Windswept Heath
4 Wooded Foothills
60 cards

Domain Zoo by Karl Heinz Rohde
creature [27]
4 Dark Confidant
1 Gaddock Teeg
3 Grim Lavamancer
1 Isamaru, Hound of Konda
4 Kird Ape
4 Tarmogoyf
4 Tidehollow Sculler
2 Trygon Predator
4 Wild Nacatl
instant [1]
1 Lightning Bolt
sorcery [8]
4 Tribal Flames
4 Vindicate
artifact [5]
4 Aether Vial
1 Umezawa’s Jitte
land [19]
1 Badlands
1 Bayou
2 Bloodstained Mire
1 Forest
1 Plateau
1 Savannah
1 Scrubland
1 Taiga
1 Tropical Island
1 Undiscovered Paradise
1 Volcanic Island
3 Windswept Heath
4 Wooded Foothills
60 cards

上がGRw型のZooで、したがGRwbu型のドメインと呼ばれているものです。

【クリーチャー】
緑を中心に環境で優秀な低マナ域の生物が採用されます。
デザイナーの意図によって多彩な生物の選択ができるので、好みがでてきます。
一般的に採用されやすい生物は、
1マナ圏
・野生のナカティル
デュアルランド・フェッチランドのおかげで、ほぼ1マナ3/3となります。コストパフォーマンスに優れた、強力なアタッカーです。

・密林の猿
このクリーチャーも1マナ2/3という高いコストパフォーマンすを誇ります。例外なく4枚積まれる優良クリーチャーです。

そのほかには
・モグの狂信者
・渋面の溶岩使い
・スカイシュラウドの精鋭
などが候補にあがります。

2マナ圏
・タルモゴイフ
入れない選択肢がない。環境アタッカー。

・闇の腹心
ドメイン型なら必ず採用されます。ボブヴァンテージ。

そのほかには
・ブリキ通りの悪党
・クァーサルの群れ魔道士
・ガドッグ・ティーグ
・ヨツンの兵卒
などが候補に挙がります。
クァーサルの群れ魔道士は、これから標準でZooに搭載される可能性の高い優秀な生物です。

3マナ圏
・長毛のソクター
・三角エイの捕食者
など。
3マナ圏は重いので、デザイナーによっては切る場合もあります。

そのほかにもメタによっては意外な生物が採用されたりもします。

【呪文】
スペルは主に火力呪文を中心に採用されます。
1マナ圏
・稲妻
レガシー基本火力なので、積まない選択肢はまずありえません。

・Chain Lightning
こちらも強力な火力です。ソーサリーなので稲妻より優先度は落ちますが、それでも強力なことは変わりません。

・流刑への道/剣を鋤に
環境にあふれるタルモゴイフ対策ということで、選択されます。
火力呪文ではタルモゴイフと1対1交換すづらいため、単体除去呪文が必要になる場合があります。墓忍びなど高タフネス生物に対する回答にもなります。

・怨恨
生物にトランプルと+2修正を与えるエターナルエンチャントです。
生物が死んでも手札に戻ってくるため、アド損があまりありません。
優秀です。

2マナ圏
・稲妻のらせん
ドメイン型では積極的に採用される傾向があります。
闇の腹心のライフロスをカバーできる呪文なので優秀です。

・マグマジェット
ライブラリを操作できるので青を積まないこのデッキでは貴重な呪文になります。
火力としては貧弱なので、好みの別れるところです。

・部族の炎
ドメイン型ではかならず採用される強力な火力です。
土地のタイプに依存しますが、最大2マナ5点という破格のコストパフォーマンスを誇る、優秀な呪文です。

そのほかでは
・十手
・火葬
・発展の代価
などが候補になります。

その他
・裂け目の稲妻
・火炎破
など。

土地は18~20程度で、フェッチランドを6~9枚前後搭載するのが普通のようです。
ドメイン型では緑絡み、赤絡みすべての土地を使用しますので、デッキリストが多少長くなります。


古からつづく、ステロイド戦術の現代版なので、その優秀さは証明されています。
しかし、環境上、強烈なアンチカードの存在などで、なかなか有利な対戦が少ないのも事実です。
ひとつ目には、仕組まれた爆薬や破滅的な行為といった低マナ域の全体除去や、特殊地形メタの不毛の大地、低マナキラーの相殺独楽といった、天敵が存在すること。
二つめが、ANTを筆頭とする、高速コンボの存在が挙げられると思います。
これらのカードが少ないメタであれば、十分な実力を発揮できると思います。

デッキ紹介はこれでおしまい。
クァーサルの群れ魔道士の登場でZooはレガシーのトップメタに食い込めるのでしょうか。
注目です。

そんでは良いレガシーライフを!

「結論」
倉伊勢の人気に嫉妬www
前書いたやつ消しちゃったので、もう一回。

今回の紹介は「ぺインター」です。
ぺインターデッキは絵描きの召使と丸砥石のコンボを利用したコンボデッキです。
絵描きですべてのカードに色つけて、丸砥石のライブラリの同じ色のカードを削り続ける効果を最大限に発揮させます。
無色6マナ、2枚コンボということで、レガシーでは強力なコンボとして認知されています。


ぺインターには2系統あって、
・赤単型(インペリアルぺインター)
・青系型(トリンケットぺインター)
の2つに大別されます。

赤単型は日本発です。

参考レシピ
Imperial Painter by Okazawa Tatsuya
creature [18]
3 Imperial Recruiter
3 Jaya Ballard, Task Mage
4 Magus of the Moon
4 Painter’s Servant
4 Simian Spirit Guide
instant [16]
2 Active Volcano
2 Burnout
4 Lightning Bolt
4 Pyroblast
4 Red Elemental Blast
sorcery [1]
1 Pillage
artifact [7]
4 Chrome Mox
3 Grindstone
land [18]
4 Ancient Tomb
4 City of Traitors
10 Snow-Covered Mountain
60 cards

2マナランドや各種マナ加速から高速に絵描きと砥石と展開、一瞬でけりをつけることができます。
絵描きの安定補給のために帝国の徴募兵が使用されます。
徴募兵はパワー2以下の生物を自由にサーチできる強力なカードです。
これのために赤が使用されています。
また赤得意の特殊地形イジメを搭載し、絵描きがこなくても勝負できます。
さらに特徴的なのは、赤特有の露骨な青メタカード(REB、紅蓮破、活火山)を10枚も搭載してます。
これは、絵描きで場の色を青に指定することで、青メタカードを1マナ万能カウンター&名誉回復にできるからです。
さらに、構築ではめったに見ることはないヤヤバラードも、このデッキでは最強の生物になります。手札一枚と赤マナで好きなパーマネント破壊できるわけですから。


次に青系型。
青系型には
・UBx
・URx
の2タイプが一般的だと思います。

まずUBx型の紹介。
Epic Painter by Carl Dillahay
creature [9]
3 Dark Confidant
4 Painter’s Servant
2 Trinket Mage
instant [12]
4 Brainstorm
1 Echoing Truth
4 Force of Will
3 Lim-Dul’s Vault
sorcery [8]
4 Ponder
4 Thoughtseize
enchantment [3]
3 Counterbalance
artifact [9]
1 Engineered Explosives
1 Executioner’s Capsule
4 Grindstone
3 Sensei’s Divining Top
land [19]
1 Academy Ruins
4 Flooded Strand
2 Island
4 Polluted Delta
1 Swamp
3 Tropical Island
4 Underground Sea
60 cards
Sideboard:
4 Tarmogoyf
3 Tombstalker
3 Blue Elemental Blast
3 Krosan Grip
2 Tormod’s Crypt
15 cards

いつもはレシピ紹介のときにサイドは載せないようしてます。
サイドはメタで変わりますもんね。
しかし、タッチ緑型(エピック型)のぺインターではサイド込みで紹介します。
なんでかっていうと、エピックはサイド含めて全体のデッキになってるからですね。

サイドに目をやると、
・タルモゴイフ
・墓忍び
の生物がいますね。
こサイド後には確実に飛んでくるであろうアーティファクト対策(グリップ等)を逆手にとった、アグレッシブサイドを狙った構成になっています。

ぺインターデッキは絵描きと砥石の2枚しかコンボに使用しないので、可能な戦術です。
コンボパーツ以外は相殺独楽の形になっていますので、サイド後も無理なくベーラプとして動くことができます。


今度はURx型。
TP Grinding Servants by Jordi Amat
creature [14]
4 Dark Confidant
2 Llawan, Cephalid Empress
4 Painter’s Servant
4 Trinket Mage
instant [15]
4 Brainstorm
3 Fire / Ice
4 Force of Will
3 Pyroblast
1 Red Elemental Blast
sorcery [6]
2 Fabricate
4 Ponder
artifact [5]
1 Engineered Explosives
2 Grindstone
1 Sensei’s Divining Top
1 Tormod’s Crypt
land [20]
2 Academy Ruins
4 Ancient Tomb
4 Flooded Strand
3 Island
1 Polluted Delta
3 Underground Sea
3 Volcanic Island
60 cards

URがメインになっています。
古の墳墓を用いることで、高速化を図ります。
またラワンの採用によりクリーチャーの完全ロックを狙うこともできます。


ぺインターデッキは墓地を利用しない高速コンボデッキなので、かなり強力だと思うのですが、いまいち実戦では人気がないようです。
やはり単体除去に弱いのが一つのネックとなっているからでしょうか。
それと高速クロック(特にタルモ)を止める術にかけるので、コンボパーツが揃わないと一瞬で負けてしまうのも一因かもしれません。

自分は好きなんすよー、このデッキ。
勝つのも負けるのも早くてw

それでは良いレガシーライフを!
ストーリー
レガシーの誰かがふと思った。
ソープロの数が半分になったらいくつのタルモが焼かれずにすむだろうか・・・。
レガシーの誰かがふと思った。
ANTの数が100分の1になったら、垂れ流される1キルも100分の1になるだろうか・・・。
レガシーの誰かがふと思った。
術者(みんな)のタルモを守らねば・・・・・・。

ある日突然降ってきた『それ』は、
スレッショルドやドレッドスティルの体内に侵入し、レガシーを乗っ取る謎のコンボであった。
MTGプレイヤー・ナシフのもとにやってきた『それ』は、寝ぼけ眼のゴブリンの妨害もあって、環境の支配はできなかったものの、メタゲームのトップメタにとって代わることに成功する。
驚異的な打ち消しとサーチ&ドローを持つ『それ』との共生を拒む事は出来ず、
メタゲームにとっては不本意ながらも、こうして相殺独楽との奇妙な共同生活が始まる・・・。

要は「ベースラプション」の紹介です^^

ベースラプションは結構以前から存在した、4cスレッショルド(Uwbg)に相殺独楽を搭載したスレッショルドの亜種のようなデッキで、いまいち突き抜け感がないデッキでした。実際、使用者数もあまり多くなかったです。
しかし、記憶に新しいGPシカゴにて、最大の使用者数を誇り、さらに1,2フィニッシュを達成したことで、にわかに脚光を浴びることになりました。
とっくに紹介してあったと思ったら、実はしてなかったので、タイミング的にもいいので紹介したいと思います。


サンプルレシピ↓
Baseruption by Gabriel Nassif
creature [12]
4 Dark Confidant
2 Sower of Temptation
4 Tarmogoyf
2 Trygon Predator
instant [16]
4 Brainstorm
3 Daze
4 Force of Will
1 Krosan Grip
4 Swords to Plowshares
sorcery [2]
2 Ponder
enchantment [4]
4 Counterbalance
artifact [6]
4 Sensei’s Divining Top
2 Vedalken Shackles
land [20]
4 Flooded Strand
2 Island
4 Polluted Delta
3 Tropical Island
3 Tundra
4 Underground Sea
60 cards

現在世界最強のナシフ様のGPシカゴのデッキ。デザインはLSVらしいですが。

ベースラプションはどんなデッキかというと、各色の超優良カードを青でバックアップする中速度デッキで、核に成るエンジンが相殺独楽であるデッキをいいます。
相殺独楽は環境の性質上、非常に強力な打ち消し能力を発揮し、うまく機能すれば、ロックといっても差し支えない状態を作り出します。
そのロック中に高速クロックで対戦相手を打ち倒します。

「主なカードの紹介」

「呪文」
渦巻く知識:
青の基本。本デッキでは手札にある適当なマナのカードをライブラリに戻すことで、相殺の打ち消し確率を上げる役割も担う。

FoW:青の基本。

Daze:みんな大好き目くらまし!クロックパーミの基本スペル。

StP:タッチ白の最大の理由。最強の除去呪文。

「エンチャント」
相殺:
このデッキの核。環境上、どのデッキもマナ域が非常に被りやすいため、打ち消すことがかなり容易である。ただ貼るだけでは効果は薄いが、それでもナチュラルに打ち消ししてしまうところが怖い。後述の師範の占い独楽とのシナジーは環境最高(最悪)の組み合わせで、スレショ系はそれだけでお通夜モードになる。

「アーティファクト」
師範の占い独楽:
環境最高峰のドロー&サーチ。1マナで3枚見る、タップで1枚ドローするは、あらゆる場面で強力なTOPデッキを可能とする。環境に溢れるフェッチランドなどのシャッフル手段によって、欲しいカードを手に入れる確率が非常に高くなる。
さらに、前述の相殺と組み合わせることで、環境の低マナ域の呪文のほとんど封じることが可能。
相殺と違って、独楽は単独でも十分すぎる程強く、これからさらに使われていく可能性は高い。壊れ手前。

ヴィダルケンの枷:
このデッキの白眉。
わーるど君曰く、「枷って色つきアーティファクトに見える」という名言を残した(俺の中で)、クリーチャー奪取装置。
その効果は青メイン(つうか島)ではないと使えないことから、青専用にデザインされたと思われる。
タップだけで島の数以下のパワーの生物をパクるは本当に酷い。
順当にでれば4ターン目にパワー4以下の生物を奪取できるわけで、それがタルモの基本サイズを上回っていることからもそのやばさがわかる。
少数クロックのデッキは出されたらほぼ負けるだろう。

「クリーチャー」
タルモゴイフ:もう飽きたよ。

闇の腹心:タッチ黒の最大の理由。彼の生み出すアドはゲームを支配するに足る。

誘惑撒き:
このデッキの白眉2。
支配魔法に2/2飛行がついてくるおまけ付き。枷で間に合わない(滅多にないけど)生物奪取もこいつなら楽勝。もみ消しには気をつけよう。

三角エイ:アーティファクト、エンチャントが流行るときこいつはやってくる。


かつてのベースラプションに足りなかったコントロール成分を、枷と誘惑撒きを投入することで華麗に解決したのが現在のベースラプションといえるでしょう。
マングースのスロットをどうするかで長い間議論されてきましたが、今回のコントロール奪取が一つの解答に成り得ると思います。


「弱点」
・基本的にマナはいくらあっても良いデッキのくせに、土地の枚数は少なめです。さらに4色も使うからマナ基盤はけっこうカツカツです。
というわけで、土地攻撃されると辛いことが一つ。
特に不毛の大地は天敵級で、連打されるとかなり辛くなります。

・相殺が効く前提のデッキなので、マナカーブが重かったりするデッキは苦手です。要は劣化スレッショルドになります。

以上を踏まえると、ゴブリンやアメリカなんかは相殺に相性いいと思います。


これで紹介終わりです。
相殺独楽とか結構前からあったのに、やっと日の目をみたって感じですね。
やっぱりメタゲームの影響なんでしょうね。
レガシーでは、今はくすぶっていても、実はデッキパワー高いデッキいっぱいあると思いますので、イロイロ試してみるのがいいのかもしれませんね。

それでは良いレガシーライフを!
久々にデッキ紹介。
レガシーデッキ紹介はネタに尽きなくて、それでいて好きなときに書けるので凄い楽しい。
ちなみに自分で回したことあるデッキだけ紹介してます。
赤単、緑単、白単は生涯紹介することは出来なそうです。
あと赤白、緑白メイン系も紹介の機会は当分なさそうだなぁ。
自分青厨ですから…

第十六回は「チームアメリカ」です。今更感MAX!

アメリカはスレッショルドを倒すために組まれたクロックパーミ系のデッキです。
初登場は08の11月の終わりごろで、最近の大会上位の常連にもなっているデッキです。
デッキはUbgで組まれ、環境2強のクリーチャー、「タルモゴイフ」「墓忍び」を採用し、この陸と空の戦力をカウンターで守り、対戦相手をぶちのめします。
さらに環境で強力な12枚もの土地破壊カードを投入した土地破壊デッキの側面も持ちます。
スレッショルドにかわる新たなクロックパーミ系デッキとして、注目度の高いデッキです。

参考レシピ↓
Team America by Eric Gosse
creature [8]
4 Tarmogoyf
4 Tombstalker
instant [20]
4 Brainstorm
4 Daze
4 Force of Will
4 Snuff Out
4 Stifle
sorcery [12]
4 Ponder
4 Sinkhole
4 Thoughtseize
land [20]
1 Bayou
2 Bloodstained Mire
3 Flooded Strand
4 Polluted Delta
2 Tropical Island
4 Underground Sea
4 Wasteland
60 cards

黎明期のデッキレシピ(といっても08の11月ですけど)。すでに完成してます。
4積みのレシピがまぶしいですね。

クリーチャー
タルモゴイフ…説明不要。農場の住人(獣?)。
墓忍び…以前から評価されてましたが、このデッキの登場で遂にレガシーNo1の生物として不動の地位を固めました。2マナ5/5飛行というスペックは悪魔としか表現のしようがありません。タルモの基本サイズ4/5を超える、唯一の2マナ生物。

インスタント
渦巻く知識…青ければ基本。
目くらまし…このデッキを支えるピッチスペル①。フルタップしながら相手のスペルを打ち消すことの出来る希有なカウンター。強い。
FoW…このデッキを支えるピッチスペル②。といっても青が薄いので一回打てれば御の字かな。レガシーというか、エターナルを代表するカウンター。0ターンキルを阻止できるのはFoWだけ!
殺し…デッキを支えるピッチスペル③。条件は結構辛いけど0マナで相手の壁なり、クロックなり焼けるのは偉い。テンポ重視するこのデッキならではの選択。
もみ消し…最狂のカウンター。フェッチに打ったり、Cipに打ったり、まあ、対象の幅が広い。土地破壊3強の一角。

ソーサリ
思案…テンポ重視するデッキでは常連。使い方次第ではブレストより良い時も。
Sinkhole…古の強力土地破壊スペル。BBと色拘束は強いながら、2マナで土地破壊は破格。このカードの前には基本地形すら生ぬるい。土地破壊3強の一角。
思考囲い…最強のハンデス。前方確認に、事前危機回避にと大活躍。

土地
フェッチ…デッキ圧縮兼墓地肥やし。
不毛の大地…土地破壊3強の一角。0マナ土地破壊ともとれる。


デッキの動き
フェッチ、ドロー、ハンデスなどを連打し墓地を肥やす。
同時にもみ消し、シンクホール、不毛の大地を連射し土地破壊&墓地肥やす。
相手の動き止まる&墓地が肥えたらタルモか墓忍びを召喚。
カウンターでバックアップしながら4~5回のアタックで勝負をきめる。

とにかくデッキ自体をテンポの固まりにするため、スペルは0~2マナ域までで非常に軽い構成になっている。
そのくせ、キーとなるスペルのコスト自体が8だったり4だったりするため、相殺独楽をすり抜けるところが、うまい。
相殺独楽エンジンは最近はスレショでも標準装備されるため、やはりアメリカはスレショ系に強い構成になっているといえる。

サイドは緑からグリップ、黒から根絶、疫病、マルチのDeedが採用できる。
とくにDeedは色さえ合えば使いたい筆頭のカードパワーがあるため、非常に強力なサイドボードをくめる。

弱点
弱点というか、色拘束の強いデッキなので土地事故ったらアウト。マリガンで乗り切ろう。
土地縛られてもアウト。環境のダブルムーンにgkbrしながら当たらないことを祈ろう。BtBならチャンスあるかも?
あとBob焼けないので、ボブバンテージで氏ねる時がある。気合いで殴りきろう。

そうそう、弱点じゃないけどシンクホールが高い。
しかも流用きかないからさらに高く感じる。
ヒムで代用すると、かなり違うデッキになるところがMtgのおもしろいところ。
シンクホールの方がデッキコンセプトに沿っていて、純粋に強いと思います。


デッキ紹介はこんな感じ。
クロックパーミの中だと一番デッキパワー強いんじゃないですか?
墓忍びの真髄を知りたいならチームアメリカをおすすめします!



久々にデッキ紹介でも。
今回紹介するデッキは07年世界を席巻した「セファリッドブレックファースト」です。
なぜいまさらセファリッドなのか。
最近見ないなーと思ったからです。
誰か大会で使ってあげて!

セファリッドブレックファーストは、セファリッドの幻術師とコー氏族のコンボを用いて墓地を一瞬で肥やし、縫合グールを一本釣りして撲殺する墓地利用系瞬殺コンボデッキです。
最速2キルを誇り、07年世界選手権では全勝者を多数輩出しました( うろおぼえうるおぼえ)。
デッキの名前の由来は、幻術師がライブラリをくつくす様から命名されたようです。アングリーハーミット2の正当後継者でもあります。(ってWIKIに書いてあったような)

参考レシピ↓
Cephalid Breakfast by Stéphane Chan
creature [17]
4 Cephalid Illusionist
3 Narcomoeba
4 Nomads en-Kor
1 Shaman en-Kor
1 Sutured Ghoul
4 Tarmogoyf
instant [15]
4 Brainstorm
1 Echoing Truth
4 Force of Will
3 Lim-Dul’s Vault
3 Worldly Tutor
sorcery [6]
2 Cabal Therapy
1 Dread Return
3 Ponder
enchantment [1]
1 Dragon Breath
artifact [4]
4 Aether Vial
land [17]
4 Flooded Strand
4 Polluted Delta
3 Tropical Island
3 Tundra
3 Underground Sea
60 cards

【クリーチャー】
セファリッドの幻術師…能力や呪文の対象になるとライブラリトップから3枚墓地に落とす。起動型能力もあるがその効果は誰も知らない。
コーの遊牧民…0マナ;1ダメを自分のコントロールするクリに移す。この2枚のコンボでライブラリを全部削れます。
ナルコメーバ…フラバの餌。
コーのシャーマン…5枚目かつ爆薬x=1かわせる遊牧民。
タルモゴイフ…縫合グールの餌兼マジック簡単^^クリーチャー。こいつ2体ビートで勝てる(時もある)。
縫合グール…このデッキのフィニッシャー。タルモを喰って(ブチュルブチュル!)パワーアップ!

【インスタント】
渦巻く知識…基本。
FoW…基本。
俗世の教示者…コンボパーツがすべてクリなので大活躍!
Lim-Dul’s Vault…古の強力(擬似)サーチ。5枚めっくって好きな順番にトップに置き直す。めくった5枚が気に入らない(欲しいカードがない)なら1ペイで新たに5枚めくって…と繰り返すことが出来る。ライフが十分ならデッキ半分くらいはラクにめくれる。このスロットにはエラダムリーの教示者が選択される場合がある(というかエラダムリーのほうが一般的だと思います)。ところでLim-Dulて誰やねん。

【ソーサリ】
陰謀団式療法…ハンデス。このデッキでは前方確認前にうったり、タルモ墓地に送ったりと渋い活躍します。
戦慄の復活…フラバでキャストしてグール釣ります。ライブラリは(基本)全部落とすので1枚差しで十分。
思案…基本。

【エンチャント】
ドラゴンの息…速攻をつけるエンチャント。ミソはコスト6以上のクリが場に出たとき墓地からただでこいつをエンチャント出来るとこ。釣ったグールに速攻つけてGGだ。

【アーティファクト】
霊気の薬瓶…インスタントタイミングでいろいろ悪さできる。というかカウンターをされずにコンボクリーチャーを置くことが重要。あと擬似マナ加速も兼ねる。

【マナソース】
青系フェッチはほぼ全投入。
そしてトロピー、アングラ、ツンドラと、かなりピーキーなマナ基盤。
総枚数17枚とかだいじょうぶかいな、と不安になる土地構成が売り。
なんとしても霊気の薬瓶を通すんだ!


デッキの基本的な動きは
コーの遊牧民セット、幻術師セット、コンボスタート。
と、非常にシンプル。
霊気の薬瓶は、カウンターをかいくぐりながらコンボクリを着地させることができるので、非常に便利。
コンボパーツは除去されやすいクリなのでサーチで補充する。
コンボスタートしたらあとはナルコあたりをサクってセラピーで前方確認。
ソープロとかの除去やカウンターがなければドレッドリターンをフラバでキャストして、グール登場&速攻もちで瞬殺余裕でした^^で終了。
これを最速2ターンで行える。しかもカウンター&ハンデス付きで。
コンボパーツが揃わなくてもタルモ様がなんとかしてくれる(ことがたまにある)。

セファリッドは弱そうな要素がありませんね。
環境ソリューションなのでしょうか?なんでみんなつかってないの?
…いいえ、セファリッドには明確な弱点があるのです。

そう、墓地対策ッ!
セファリッドは他の墓地利用系デッキに比べ、めちゃくちゃ墓地対策に弱いです。
どれくらい弱いかというと、タルモゴイフを灰色熊に変えたスレショくらい弱いです。つまりどれくらい弱いかよくわからないくらい弱いということです。
昨今は墓地対策は当たり前でその煽りでセファリッドも打撃を受けました。
トーモッドとか流行りすぎてやばいです。
新エキスパンション出る度に新たな墓地対策を出すのはやめてください。
っていうか刹那ってなんですか。フラバにフィズってドラゴンの息抜いたりタルモ抜いたり、果てはグール抜いたり、勝てるわけないでしょうが!

そう、セファリッドはWotCにその存在を否定された不遇(うぐぅ)なデッキだったのです…
でもでも!
そんな逆風にもめげないぜ!って言う人にこのデッキはおすすめです。
実際結構強いですよ、このデッキ。
あと、セファリッドくめれば他の青系デッキにも流用効くようになるので、セファリッド飽きても他のデッキくめるから経済的!
まあ、セファリッドくむのに70kはかかりそうですがね。ウッヘッヘ

これでデッキ紹介は終わりです!
それでは良いレガシーライフを!


久々のデッキ紹介です。
今回の紹介デッキはストーム系のニューウェーブ「ANT」です。

ANTはむかつきをキーカードにしたストーム系瞬殺コンボデッキです。
デッキそのものを軽量のスペルで固めることで、
むかつきのライフルーズを最小限に留め、驚異的なドローを可能とし、
ドロー後、マナ加速・ドロー・サーチ等でストームを稼ぎ、
最後に定番の苦悶の触手で吸いつくします。

ANTは、スピードこそベルチャーやTESに若干劣りますが(ANTは1キルもできます)、
その安定感の高さから最近急激に使用者数を伸ばしています。
事実、「むかつき通せば勝ち」といわれるような実質1枚コンボであるため、
禁止との声も聞こえてくるほどです。
現段階でレガシー最強のストームデッキだと思います。


ANTは最初期の青黒2色をベースに、
現在ではタッチ白とタッチ白赤の2種類が一般だと思います。
海外では3色、日本では4色が人気のようです。
ANTは最近できたデッキなのでともに研究中のようですが、大まかな骨組は決まったようです。

以下参考レシピ
Ubw型
Ad Nauseam Tendrils by Oliver Kull
instant [24]
2 Ad Nauseam
4 Brainstorm
4 Cabal Ritual
4 Dark Ritual
4 Mystical Tutor
4 Orim’s Chant
1 Pact of Negation
1 Rushing River
sorcery [11]
1 Duress
4 Infernal Tutor
4 Ponder
2 Tendrils of Agony
artifact [11]
3 Chrome Mox
4 Lion’s Eye Diamond
4 Lotus Petal
land [14]
4 Flooded Strand
2 Island
4 Polluted Delta
1 Scrubland
1 Swamp
1 Tundra
1 Underground Sea
60 cards

Ubwr型
Ad Storm by Ryousei Kawai
instant [20]
2 Ad Nauseam
1 Ancient Grudge
4 Brainstorm
2 Cabal Ritual
4 Dark Ritual
1 Echoing Truth
4 Mystical Tutor
2 Orim’s Chant
sorcery [13]
3 Burning Wish
4 Duress
2 Infernal Tutor
4 Rite of Flame
artifact [14]
4 Chrome Mox
4 Lion’s Eye Diamond
4 Lotus Petal
2 Mox Diamond
land [13]
1 Badlands
4 Gemstone Mine
1 Island
4 Polluted Delta
1 Swamp
1 Tundra
1 Underground Sea
60 cards
Sideboard:
3 Dark Confidant
1 Ancient Grudge
3 Angel’s Grace
1 Orim’s Chant
1 Empty the Warrens
1 Infernal Tutor
1 Meltdown
1 Pyroclasm
1 Rolling Earthquake
1 Tendrils of Agony
1 Thoughtseize
15 cards

お互い共通のパーツは
Ad Nauseam…いま最も危険なカード!1枚コンボ。
Brainstorm…基本。
Dark Ritual…基本。
Mystical Tutor…マナ加速からコンボカードのサーチまで!ANTの強さの半分はこいつ。(ウソ
Chrome Mox…基本。
Lion’s Eye Diamond…ストーム系コンボの命の源。バンは勘弁だぜ!
Lotus Petal…基本。
Infernal Tutor…LEDとの美しいシナジーがすばらしい。
Tendrils of Agony…ストームのエンドカード。

この辺は例外なく積まれるようです。

3色型では相手への干渉手段として
オアリムの詠唱…妨害手段
強迫…基本ハンデス。
がメインに4積みされることが多いようです。
また不正利得や各種バウンスが1差しされる傾向があります。
これらのカードを青チューでサーチしてアドバンテージ獲得やメタカードに対抗できます。

4色型では
燃え立つ願い…強力サーチ。
炎の儀式…赤い暗黒の儀式(ぽいもの)
が採用されます。
燃え立つ願いは非常に強力で、
盤面に対する回答のサーチや、むかつきが打てないときの巣穴からの総出といった第2の勝ち手段の確保といった働きが期待できます。


3色はマナソースが安定するのでオアリムをキャストしやすく、妨害行為が積極的に行えます。土地も2枚もあれば十分にしたいことをできると思います。
ただむかつきが打てない・触手が封じられたといった時はもう勝ち手段がありません。

4色は赤ウィッシュのオプションのおかげで幅広く対応できます。
むかつきがうてなくともEtWで盤面を支配して殴り殺したり、時間稼いでコンボを決めたりできます。
ただ非常にマナ基盤が厳しく、ハンドによってはしたいことができない状況が出てくるときがあります。

3色は安定感、4色は対応力といった趣でしょうか。
現時点ではどっちらが優勢か結論できません。
術者の好みや環境で変化すると思います。


プレイングは基本的にTESやイギーを参考にすればいいと思いますが、
ANTはむかつき通すだけでいいので、それらのデッキに比べてもやることは簡単だと思います。
要は妨害手段打ってそのあとむかつき打てばいいだけです(相手が青くないならむかつきのみ!)。
あとはライブラリが勝手に勝ち筋を運んできてくれます(ライフが十分なら)。
キープ基準は3ターン目に妨害+むかつき打てる程度のハンドでしょうか。
足りなければサーチとドローで手に入れましょう。
3ターンくらいで妨害+むかつき打てる条件を整えることができると思います。
土地は最低2枚くらいは置きたいところです。3枚ならかなり簡単に5マナをひりだせると思います。
むかつきがインスタントであることを利用してオアリムを相手ターンに釣りで打つのもありだと思います。むかつきがインスタントタイミングで打てる事を知っている相手であれば非常に悩むことでしょう。


コンボデッキの宿命か、このデッキはカウンターに弱いです。
(といっても、ほかのコンボデッキに比べれば遙かに耐性があるとは思いますが)
一番やばいのは相殺でしょうか。
マナアーティファクトやマナソースを片っ端から打ち消すので相性わるいです。
また、ライフはこのデッキでは重要な要素です(他のコンボはライフは1残ればいい)。
1ライフ=1.2ドローくらい(よしかる体感調べ)ですので、ライフはまさに血です。
ですので速攻でライフを削ってくるデッキは苦手でしょう。(3ターン以内に一桁まで削れるデッキは稀ですが)


これでANTの紹介はおわりです。
ANTはレガシーに突如現れた強力なストーム系コンボデッキです。
そのため、いつ禁止になってもおかしくない状況です。
しかし、そんな状況だからこそ使ってみたくなるのが人情ってもんじゃないでしょうか。
禁止になったっていいじゃありませんか。
むかつきだもの。
束の間のレガシーに舞い降りたANT(Absolute Noble Time)。
これはWotCの贈り物なんです。
一瞬の輝きをあなたに。


【結論】
それでは良いレガシーライフを!

久々に紹介でも。
最近頭角を現してきた「ITF」です。

ITFはベースラプションの発展系で、ひたすら相殺を使い回すように設計された中速コントロールデッキです。初期段階ではサイカトグをアタッカーとして採用していたようですが現在はサイカトグは抜けているようです(ITFのFってサイカトグが怖い顔してるからなんですかね、と思ったり。詳しい方募集してます)。
相殺を有効活用するために1~3マナ域を奇麗にカバーしたレシピは秀逸だと思います。
コントロール力を高めるために各色の強力カードを投入する様は、青版Rockともとれます。

参考レシピ
It’s the Fear! by Daniel Scherer
creature [6]
1 Etched Oracle
1 Eternal Witness
4 Tarmogoyf
instant [18]
4 Brainstorm
2 Counterspell
4 Force of Will
4 Intuition
4 Swords to Plowshares
sorcery [1]
1 Life from the Loam
enchantment [7]
4 Counterbalance
3 Pernicious Deed
artifact [6]
2 Engineered Explosives
3 Sensei’s Divining Top
1 Vedalken Shackles
land [22]
1 Academy Ruins
4 Flooded Strand
2 Island
1 Plains
4 Polluted Delta
4 Tropical Island
2 Tundra
3 Underground Sea
1 Volrath’s Stronghold
60 cards

【クリーチャー】
タルモゴイフ…もうこいつの入ってない緑デッキはエルフだけじゃないか?と思わせる方。壁兼フィニッシャの万能生物。
永遠の証人…エターナルレベルのスペル再利用はまぢきち。直観の候補①
刻まれた巫女…最大4マナ4/4。ドローエンジンにもなる。直観候補②

【インスタント】
渦巻く知識…レガシー基本スペル。
FoW…青メインなら入らない訳がなく。
対抗呪文…2マナでどんなスペルもシャットアウト。
直観…このデッキの核となる呪文。こいつの異常なサーチ能力で中盤以降のアドを稼ぐ。
ソープロ…今日も農場はボブとタルモでいっぱい!

【ソーサリ】
壌土からの生命…直観候補③これと後述の要塞・廃墟でアドを稼ぎまくる。ホントに壌土からの生命のアドはやばい。

【エンチャント】
相殺…このデッキの主役。お友達の独楽君がいれば1~3マナ域はほぼシャットアウトにするよ^^
Deed…このデッキで浮きまくりのカード。シナジーとかほぼない。なのに入ってくるのはそのパワーの高さの証明。

【アーティファクト】
仕組まれた爆薬…使いやすいリセット。Deedじゃ間に合わないときもこれなら間に合うこと多数。廃墟でぐるぐるします。
独楽…相殺のお友達。仕事しますよこいつは。
ヴィダルケンの枷…直観候補④タップだけでクリ取れます。強い。

【土地】
ヴォルラスの要塞…1bタップで墓地のクリをライブラリトップに戻す。タルモや証人を再利用しよう!直観候補⑤
アカデミーの廃墟…1Uタップで墓地の銀カードをライブラリトップ。爆薬や巫女を再利用しよう!直観候補⑥

ベーラプのアドエンジンがボブであったのに対して、
ITFでは直観からのいろいろなカードの組み合わせでアドを実現しています。
基本的には、壌土からの生命を絡めてアドを稼ぎます。
例としては、
壌土からの生命+爆薬+廃墟
壌土からの生命+証人+要塞
などです。
これらのエンジンが回り始めれば勝利は近いと思います。

また相殺を活用するために1~3マナ域が充実しています。
1マナ域11枚
2マナ域11枚
3マナ域9枚
これくらいあれば3マナスペルが多い日も安心ですね!

相殺積むのでどのデッキともそこそこ戦える。
ランドスティル系は得意とするそうです。
逆にやばいのはドラゴンストンピやBtBといった特殊地形メタのデッキ。
普通に詰みます。
なんかRockと近いですね。コンセプトが似てるからでしょうか。
当たって嬉しいデッキもいやなデッキもないという。

しかし、裏を返せばプレイング次第でどのデッキにも勝つチャンスがあるということではないでしょうか。
圧勝は難しいとしても、じわじわとアド差を広げ、最後は完全に場を掌握しきった時は、内心「俺TUEEE!」が出来ると思いますw

銀弾好き、壌土からの生命好き、札束はもっと好き!なひとはITFがおすすめです!
ライフ5からの逆転劇を堪能してみませんか?

それでは良いレガシーライフを!

【結論】
4cランドスティル


日本で生まれ、日本で育ったデッキの紹介です。
「ドラゴンストンピ」です。

赤単色のアグロデッキです。
2種8枚の2マナランドとクロムやSSGなどのマナ加速で
序盤にCotVや3球でゆっくりしていってね!状態に持って行き、
ゆっくり状態から弧炎撒きやラクドスドラゴンでゆっくり氏ね!します。
さらに環境に蔓延る非基本地形対策として月メイガスなどの特殊地形いじめを搭載し、環境ソリューションとしての確固たる地位を不動のものとしています。
こういうデッキを構築するデザイナーさんは、マジですごいセンスだ。

参考レシピ
Dragon Stompy by Pawel Hajdukiewicz
creature [19]
4 Arc-Slogger
4 Gathan Raiders
3 Magus of the Moon
4 Rakdos Pit Dragon
4 Simian Spirit Guide
instant [4]
4 Seething Song
enchantment [4]
4 Blood Moon
artifact [15]
4 Chalice of the Void
4 Chrome Mox
2 Sword of Fire and Ice
3 Trinisphere
2 Umezawa’s Jitte
land [18]
4 Ancient Tomb
4 City of Traitors
10 Mountain
60 cards

クリーチャー
弧炎撒き…メインアタッカー①。その能力は最後の6~8点を持って行く。
ギャザンの略奪者…メインアタッカー②。変異コストが暴勇と相性よし。
         本人も暴勇もちのため自己完結してる。3マナ5/5は驚異!
月メイガス…生きている血染めの月。1ターン目こいつでggとか、レガシーでの
      カードパワーは計り知れない。環境ソリューション。
ラクドスピットドラゴン…今勝つために手札を捨てたドラゴン。
            メインアタッカー③。2段攻撃はggの合図。
SSG…ニート。

インスタント
煮えたぎる歌…低マナ圏を縛るデッキであるため3マナのマナ加速は超マッチ。

エンチャント
血染めの月…メイガスとこれで8ムーン体制も可。こいつらは多色を終わらせる。

アーティファクト
CotV…1ターン目X=1でレガシーの大半のデッキは死ねる。
3球…1~2マナを全部3マナに。ゆっくりしていってね!
クロム…単色で真価を発揮する。1ターン目に3マナに届くことは非常に重要。
火氷剣…最高装備品。ワンパン通れば終わる。
十手…最強装備品。アタックすれば終わる。

土地
古の墳墓…2ダメで2マナだす土地。ライフなど相手を先に0にすればいい。
裏切り者の都…2マナランド。土地出すと割れるけどまあ気にするな。

動きは他のスタックス系と同様。

1ターン目
2マナランドからCotV、またはクロム(SSG)+2マナランド→3球か月(メイガス)。
2ターン目
アタッカー配置。
3ターン目
装備品おいて装備パンチ!

上記のような動きが基本です。

○○ストンピは各色存在しますが、
トーナメントで結果を出せているのは青ストンピとドラゴンストンピだけです。
その理由に強力な環境メタカードを搭載出来る、ということが挙げられると思います。その環境メタカードとは、青ストンピはBTBで、ドラゴンストンピは月(メイガス)です。
環境に溢れる特殊地形に対してこれらのメタカードは強烈に効きます。
対処できなければ本当に一瞬でggになります。(基本地形を入れよう!)
さらにCotVや3球などの、テンポ重視のレガシー環境にぶっささるカードも搭載します。
まさに全身これ環境メタデッキ!といった趣です。

じゃあ「これもってったら勝ちまくれんじゃん!(よしかる談)」
と思った方はまだまだ甘いです。
スタックス系の宿命ですがドロースペルを積むことが出来ないので安定性は皆無です。
序盤のゆっくりしていってね!カード群を捌かれたら氏はほぼ確定です。
ほしいカードがほしい時に来てくれないことも多々ありかなり癖が強いです。
某板の「(右手)光って普通のデッキ並」というセリフは、深いと思ってしまいました。
また最近は特殊地形メタを考慮して基本地形を積んでるデッキが多いので、月だけでマジック簡単でした^^は難しくなっています(それでも月は強いですけど)。


これで第11回レガシーデッキ紹介は終わりです。
ドラゴンストンピはたしかに癖の強いデッキですが、環境メタカードの強さはガチです。
デュアランフル搭載の札束デッキを月一枚でフルボッコにする様はまさに快感であります!
CotV一枚で機能不全に陥る小癪なテンポデッキどもを重量級カードで屠る時ほど興奮するときはありません!
さあ、みなさんもレガシーのブルジョワどもに正義の鉄槌を喰らわしてあげましょう!ひゃっはー!

それでは良いレガシーライフを!

【結論】
左手でドローする!
アドストームマンセー!なふいんき(←なぜか変換できない)が漂う中、
よしかるちゃんは頑なにこのデッキを使用するのであった!

第11回レガシーデッキ紹介は、
レガシー界随一のマニアック度を誇る「The Epic Storm」です。

TESとはレガシー界に存在する、最もコンボデッキらしい動きをするコンボデッキです。
ヴィンテージにおけるロングデッキの正統後継者であり、ストームをたんまり貯めた「苦悶の触手」がエンドカードです。
プレイするためには正確なマナ計算とプレイ手順が要求されるシビアなデッキでもあります。
変態さんいらっしゃい。最速1キルの世界へようこそ(マンダム)。

レシピ紹介
TES by Skarecrow
creature [4]
4 Simian Spirit Guide
instant [12]
4 Brainstorm
4 Dark Ritual
4 Orim’s Chant
sorcery [22]
4 Burning Wish
1 Diminishing Returns
1 Empty the Warrens
1 Ill-Gotten Gains
2 Infernal Contract
4 Infernal Tutor
4 Ponder
4 Rite of Flame
1 Tendrils of Agony
artifact [12]
4 Chrome Mox
4 Lion’s Eye Diamond
4 Lotus Petal
land [10]
4 City of Brass
4 Gemstone Mine
1 Tarnished Citadel
1 Undiscovered Paradise
60 cards
Sideboard:
4 Dark Confidant
2 Xantid Swarm
1 Cleanfall
1 Diminishing Returns
1 Empty the Warrens
1 Ill-Gotten Gains
1 Pyroclasm
3 Shattering Spree
1 Tendrils of Agony
15 cards

やべえ…このデッキかっこいいわ…

このデッキは
「マナ加速」
「ドロー&サーチ」
「エンドカード」
の3種類しかデッキに積み込みません。盤面とか完全無視です。
素晴らしいです。漢です。

「マナ加速」
SSG…リムーブでRを提供するニートクリーチャー。場に出ることはほぼない。
暗黒の儀式…黒の元祖にして最高のマナ加速。ダリチューの愛称が素敵。
炎の儀式…劣化版ダリチューと思ったら使える子。
クロム…手札のいらないカードを1マナに変えられるのは大きい。ストームも稼げる。
LED…このデッキの根幹をなす重要マナ加速。後述の教示者とのシナジーが強力。
ペタル…このデッキならmoxenと同等のパワーと思ってよい。

「ドロー&サーチ」
渦巻く知識…青ければ積む。まさにレガシー基本スペル。
思案…シャッフルが強い。レガシー基本スペル②。
燃え立つ願い…確実にエンドカードを引っ張る。
冥府の教示者…これスタック→LED起動 でデモチューがレガシーに降臨。弱いわけがなく
冥府の契約…ライフが半分になろうがこのターンで勝ってしまえば問題ない。
不正利得…墓地にあるカードを使いまわす。
先細りの収益…どうしてもコンボがつながらなかった時の保険。

「エンドカード」
苦悶の触手…ストーム9以上で打ち込んでやりましょう。
巣穴からの総出…どうしても触手を打てなかったときの保険。多い日も安心!
オアリムの詠唱…青相手にうってやれ!

このデッキの基本的な動きは

マナ加速→冥府の教示者(赤ウィッシュ)スタック→LED起動→3マナふかす
→教示者(赤ウィッシュ)解決

で、好きなカードをサーチできる体勢をつくります。

6マナ以上マナプールにあるなら「不正利得」をサーチします。
4マナ払い不正利得をプレイし墓地にあるLED・教示者・なんかマナ加速あたりを
手札に加え、もう一回 教示者→LEDのスタックプレイを行います。
ここまででストームはだいたい8~9になってるはずですので「苦悶の触手」を華麗に対戦相手に叩き込んであげます。
哀れな対戦相手は干からびて死んでいるはずです(やったねTESちゃん!)。

もし5マナ程度しかたまっていない場合は仕方ないのでストーム5程度で「巣穴からの総出」をプレイしましょう。
あなたは不満でいっぱいかもしれませんが、対戦相手は氏の恐怖でいっぱいです。
有効な解決策を対戦相手が用意できなければ2ターン後には1/1のゴブリントークンが相手の息の根を止めていると思います(やったねTESちゃん!)。

どうしてもコンボパーツが揃わないときには冥府の契約や先細りの収益をキャストしましょう。運が良ければコンボスタートできるかもしれません。

いや~まじいいわ、このデッキ。
1刺しカードをサーチ!狂おしいほどのストーム!1ターン目の惨劇!
まじかっこいいわ!!
え…?安定感なさすぎ?つか1ターン目に苦悶の触手を打てるなんて滅多にない?7マナあればベルチャーで人が死ぬ?勝ちたいならベルチャーのが強い?
…おれは絶対に認めんぞーーー!!

あと一部の青いカード達は空気読めてないので(特にもみ消し。わーるどさんはいつも大爆笑!)がんばってオアリム通してください。

「TESを回してる人ってなんだか知的で素敵!」
「TES使いを見ると…濡れちゃう!9841!(ビクビクッ)」
「すごく…TESです…」
「ベルチャーやアドストームがあるのにTESを使ってる人って違いのわかる人だわ!」
「TES!TES!」
と、よしかる調べではTES使いはモテモテなようです!
知的な人、モテタイ人、彼女が欲しい人、違いのわかる人(4重苦)はTESを使いましょう!
きっと薔薇色(うほっ…)のデュエルがあなたをまっているはずです…。

それではよいレガシーライフを!

【結論】
それでも俺はTESを愛する。






かつてスタンダードを席巻しスタンダードの王者と呼ばれたデッキがあった!
そのデッキはあまりにも強すぎたため、ついに最狂ウルザブロック以来のスタン禁止カードを排出したことはあまりにも有名!
レガシーではスタンで禁止されたほとんどのカード(クランプは勘弁)が現役ばりばり!
蘇れ「親和」!

親和デッキはデッキの大半をアーティファクトで構成されたアグロデッキです。
人によってはコンボという人もいますが。

確定枠
電結の荒廃者
電結の働き手
金属カエル
物読み
頭蓋囲い
羽ばたき飛行機械
大霊堂の信奉者
各アーティファクトランド

電結の荒廃者…最高の2マナ生物。アーティファクトの前では俺はずっと現役だ!
       タルモぶっ飛ばす!
電結の働き手…接合持ち1/1。ただでは死なない。
金属カエル…メインアタッカー。0マナ2/2はやばいだろ?
物読み…1マナ2ドロー。強すぎるだろ。
頭蓋囲い…クランプの穴はこいつが埋めた!
羽ばたき飛行機械…メインアタッカー。頭蓋をかぶって9/2です♪
大霊堂の信奉者…フィニッシャー。5~6点は楽に持って行く。
各アーティファクトランド…ksk!ksk!

デッキの基本。

その他の採用枠
エイトグ
霊気の薬瓶
バネ葉太鼓
投げ飛ばし
爆片破
マイヤの処罰者

エイトグ…ファンカードだったのに。親和ではサイカトグ異常の化け物。
     ミラディン版のフレーバーは秀逸。
霊気の薬瓶…マナ加速兼クリ打ち消されない。コンバットトリックもお手の物。
バネ葉太鼓…色マナ安定剤。
投げ飛ばし…ブロック構築みたいな親和で唯一採用されるスペル。こいつで瞬殺。
爆片破…2マナ5点火力。弱いわけがなく。
マイヤの処罰者…だいたい1~2マナ4/4。詐欺。

ローウィンからバネ葉太鼓を獲得。色マナ事故が起きにくくなった。

参考レシピ
Affinity by Patrick Dierbach
creature [26]
4 Arcbound Ravager
4 Arcbound Worker
3 Atog
4 Disciple of the Vault
4 Frogmite
3 Myr Enforcer
4 Ornithopter
instant [2]
2 Fling
sorcery [4]
4 Thoughtcast
artifact [12]
4 Aether Vial
4 Cranial Plating
4 Springleaf Drum
land [16]
2 Blinkmoth Nexus
2 Darksteel Citadel
4 Great Furnace
4 Seat of the Synod
4 Vault of Whispers
60 cards

荒廃者とエイトグを搭載し投げ飛ばしで瞬殺を狙うタイプ。
薬瓶と太鼓もフルで投入し展開力を高める。
実に基本的なレガシー版親和デッキだと思います。

このデッキは勝ち筋が3つもあります。
①ビート戦法。クリーチャーを展開してビートダウンします。展開の遅いデッキはこれだけでKOできるスピードがあります。
②信奉者でのライフルーズ戦法。場が降着したら荒廃者を大きくしつつ信奉者の効果で相手のライフを削ります。これだけで勝てるときもあります。
③投げ飛ばし戦法。アーティファクトを食いまくっておなかぱんぱんになった荒廃者orエイトグを対戦相手に投げつける!10点くらいはもっていく!

基本は①で、②と③を絡めながら相手を打ち倒します。

スピードはレガシーではかなり速いほうで、降着状態になっても上記の戦法により相手のライフを効率よく0に出来ます。
ドローも積めるので息切れはしにくいです。

スタンダードの王者はレガシーでも王者!…とはいきません。
レガシーは古今東西の猛者が集う環境。そう簡単ではないのです。
レガシーではスタンのころにはなかったカードがたくさんあります。

不毛の大地…特殊地形だらけのこのデッキ。色マナ源をつぶされると辛い。
仕組まれた爆薬…スタンのころは空気でもレガシーでは千両役者。
        ぼんぼんアーティファクトをぶっ飛ばします。
展開力の速いデッキ…ゴブリンやエルフといった親和を超える展開力をもつデッキ          との遭遇。
破滅的な行為…こっちだけ抹消だよ!

などナテュラルな対策カードがいっぱいです。
とくにDEEDはまじでやばい。
涙が出そうです。

しかしそこはくさっても親和。
持ち前の展開力と速度で他のデッキを圧倒することも珍しくありません。

高額カードも荒廃者だけですので、
スタンの頃親和使いだったぜ!とか銀単デッキかこいい!
な人は使ってみてはいかがでしょうか?

それでは良いレガシーライフを!

【結論】
真髄の針はメインに4枚!!






コンボの紹介にしようと思ったのですが、やっぱりレガシーはビート環境だし!
ということでアグロデッキの紹介にしようと思います。
今回のデッキはレガシー環境では珍しい青黒のアグロデッキです。
第八回レガシーデッキ紹介は「Ichorid」です(なんという前ふり;)!

最初に言っときます。イチョリッドはコンボじゃありません!
ただの、土地少なくて墓地利用が頻発する青黒のアグロですよ!
たまに1ターンキルとかしちゃうちょっと早いアグロですよ!
え、それをコンボって言うの…?
う、うるちゃい うるちゃい うるちゃい!
使ってる本人がアグロって言うならアグロだろ!
mtg wikiでもビートって紹介してるし!

上記のように、イチョリッドはアグロともコンボともとれる不思議なデッキです。
レガシーにある多彩な墓地肥やしスペルや発掘を駆使して、墓地を高速で肥やす。
そして墓地からマナコストを無視してクリーチャーを展開してビートします。
ふつうのリアニビートの動きですね。
問題はこの一連の動作が1ターン以内で終わってしまうことです。
墓地肥やす→ビートする が1ターン以内で完成するためコンボともいわれる所以です。
エターナルの墓地重要度を体感させてくれるデッキです。

確定枠
ゴルガリの墓トロール
ゴルガリの凶漢
臭い草のインプ
朽ちゆくインプ
イチョリッド
ナルコメーバ
打開
入念な研究
綿密な研究
戦慄の復活
陰謀団式療法
黄泉からの橋
ライオンの瞳のダイアモンド
セファリッドの賢者
炎の血族の盲信者
セファリッドの円形闘技場

ゴルガリの墓トロール…発掘6。
ゴルガリの凶漢…発掘4。
臭い草のインプ…発掘5。
朽ちゆくインプ…共鳴者。
イチョリッド…今夜はビートイット!
ナルコメーバ…だいたいはフラバの餌。ナム。
打開…1マナ4回発掘、手札のカード全部墓地に送り込むって書いてる。
入念な研究…1マナ2回発掘、手札2枚墓地に送る。
綿密な研究…墓地に落ちたら2マナ2回発掘。
戦慄の復活…ナルコ餌にフラバ。
陰謀団式療法…ナルコ餌に前方確認。
黄泉からの橋…ナルコフラバの度、2/2トークン生成。
ライオンの瞳のダイアモンド…ヴィンテの人いわくロータスより強いと。
セファリッドの賢者…発掘加速装置。これ出たら発掘はもう止まらない。
炎の血族の盲信者…こいつ釣るとだいだい30点以上は相手に入る。
セファリッドの円形闘技場…スレショすると3回発掘3枚捨てるに。

以上がデッキの根幹部。それ以外は正直なにいれても変わらんだろ。

他の採用候補
怒りの天使アクローマ
underground sea
湿った墓
宝石鉱山
真鍮の都

怒りの天使アクローマ…出ればつよい。当たり前。
underground sea
湿った墓
宝石鉱山
真鍮の都

土地は好きなの使ってください。サイド考慮して5色地形が良いと思いますが(安いし)。

参考レシピ
Ichorid by Cattini Valerio
creature [25]
1 Cephalid Sage
1 Flame-Kin Zealot
4 Golgari Grave-Troll
3 Golgari Thug
4 Ichorid
4 Narcomoeba
4 Putrid Imp
4 Stinkweed Imp
sorcery [16]
4 Breakthrough
4 Cabal Therapy
4 Careful Study
2 Deep Analysis
2 Dread Return
enchantment [4]
4 Bridge from Below
artifact [4]
4 Lion’s Eye Diamond
land [12]
4 Cephalid Coliseum
4 City of Brass
4 Gemstone Mine
61 cards

普通の構成。面白くもなんともないですね!
この構成からイチョリッドは全然変わってないと思います。
ある意味完成されたデッキなのでしょう(護身完成ッッ!)。

基本的な動きは
①手札から発掘生物を落して発掘開始。
②発掘過程でナルコやイチョのようなマナ無視生物を盤面に展開。
③それらの生物でビート開始。場合によっては手札破壊の妨害。
④墓地に十分ブリッジが貯まったらナルコやイチョをサクって盲信者を釣る。
このときブリッジの効果で2/2トークンがやばい数出てるので、こいつらが3/3速攻で殴る
⑤うわーやられた^^
です。

で、①~⑤の動きが1ターン以内に終わってしまうのがやばいです。
それを可能にしているのがLEDの存在。
初手からLEDキャスト→能力プレイで手札を全部墓地に送り込みつつ、ふかした3マナで
綿密な研究のフラバプレイ。
ドローを発掘に置換。
発掘中にナルコ三体でて、かつセファリッドの賢者落ちてれば一本釣り。また発掘。
とか
LED→発掘→スレショした円形闘技場起動とか。

わーるどさんの知り合いの某天才ヴィンテプレイヤーの人は
「LEDマジ神。ロータスマジ紙だわ。」
という名言を残しているほどです。

このデッキはビートのくせに安定3~4キルを実現し、
たまに1キルしちゃうポテンシャルを持ち合わせています。
環境三大厨デッキ(個人的にランドスティルとベルチャーとこれ。これらのデッキとはマジックしてる気がしない。マジくそ。)の一つと勝手に位置付けております。

こんな厨デッキの存在をWotCが許すはずもなく、次々と対策カードを世に送り出してくれます(じゃあ発掘システム作んな!)。
虚空の力線…0ターンキルですねわかります!
トーモッドの墓所…墓地掃除楽しいです♪
イクスリッドの看守…墓地カード全部バニラっす^^
フェアリーの忌み者…0マナで2枚ピンポイントで持って行くよ!
根絶…貴様らにはゲーム外すら生温い!

これらのカードはイチョリッドデッキにとって大きな脅威になります。
が、イチョリッド側もこれらの対策カードに対策できるカードを積むことができます!
蒸気の連鎖はどのイチョリッドもつむ定番対策カードです。
対策パーマネントを戻すことで墓地の自由を勝ち取ります。
真髄の針はトーモッドの動きをたった1マナで封じてしまいます。

実際の墓地メタカードの採用率はトーモッドの墓所と虚空の力線がダントツで、それ以外はあまり見かけることがないです。
つまりそれらに対処できればイチョ側はかなり有利にゲームを進めることができます。
またイチョリッドは単発の墓地対策程度ではなかなか止まりづらいです。
根絶一発ぐらいではまだまだいくよ!てなもんです。
イクスリッドはいいカードだと思いますが、イチョだけのためにサイドにこれに割くのも・・・
と、このへんが墓地メタカードの採用の背景だと思います。
日本の墓地対策は結構少ないのでイチョリッドの活躍の場があるかな~?と思ってみたり。海外では人気なんですよ、このデッキ(墓地対策も半端ないですが)。

また、わーるどさんのとこの企画でやってましたが、このデッキ、非常に安価です。
安いのに超強いです。
レガシー入門用としては破格の安さですが・・・。
カジュアルにもっていくのは絶対止めたほうがいいです。
二度とお呼びがかからなくなると保証します。
絶対やめてください!

これで第八回レガシーデッキ紹介を終わります。
こんな厨デッキはこの世にないほうがいいと思います。
しかしレガシーは相手が厨なデッキを使ってくることがあります(ランドスティルとかランドスティルとか)。
連戦連敗で9841!が貯まってきたらこのデッキの出番です。
心行くまでランドスティル厨を屠ってあげましょう。
そうすれば次の週からはお互い別のデッキを持ってくると思います。
仲直りのしるしに赤スレショ対ゴブリンなんかが最適でしょう。

マジックは相手とのコミニュケーションの手段でもあるのですから、
KY過ぎるデッキはだめだよというお話でした。
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
ゴブリンで9841!をしたその対戦相手はやがてランドスティルへ…
アグロとコンボしか紹介してないことに気づいたおれ。
コントローデッキを紹介しようと思うのですが、BtBはわーるどさんがやってるしぃ~。

たまにはマイナーなデッキを紹介しようと思います。
そのほうがレガシーの紹介っぽくなりそうですね。
第七回レガシーデッキ紹介は「stax」です。

スタックスはレガシーでたまーにみかける(ほんとにたまにです)白単のボードコントロールデッキです。
単色であるというところがレガシーでは珍しく、かつボードコントロールに特化しているところが特徴になります。
レガシーのテンポ・低マナ域を逆手に取った超環境メタデッキだと思います。

確定スロット
幕屋の大魔術師
亡霊の牢獄
ハルマゲドン
虚空の杯
世界のるつぼ
モックスダイヤモンド
煙突
三なる宝球
裏切り者の都
古えの墳墓
トロウケアの敷石
ミシュラの工廠
不毛の大地

幕屋の大魔術師…The tabernacle at pendrell vale が御身に宿った魔術師様。
亡霊の牢獄…言論統制はお手の物!白くなったプロパガンダ。
ハルマゲドン…古の大量土地破壊スペル。
レガシーでゲドンうてるのはしろ☆すただけ!(=ω=.)
虚空の杯…x=1はもう見飽きた!エターナル界最強のカウンター兵器。
世界のるつぼ…デッキのシナジーがkskする!アドエンジン。
モックスダイヤモンド…安定白マナ提供を実現。
煙突…風変わりなアドエンジン。場を緩やかに、しかし確実に制圧する黒煙塔。
三なる宝球…エターナル環境を全否定する。漢は黙って3マナから動こうぜ!
裏切り者の都…無色2マナ出す土地。デメリはたいしたことじゃない。
古えの墳墓…無色2マナ出す土地2。デメリはたいしたやつだ。
トロウケアの敷石…4積み上等の伝説ランド。
ミシュラの工廠…こいだけで殴り勝つことも。
不毛の大地…もう露天鉱床とやってること同じだよ。

上記でほとんどデッキが完成してますね。
他の採用候補
賛美されし天使
忘却の輪
悟りの教示者

賛美天…最強天子様。2ターン目にひっくり返ることも。
忘却の輪…ナイスユーティリティ。
悟りの教示者…最近は入らない場合が多いかな。CotVとアンチシナジーですし。

参考レシピ
White Staxx by Michael Steinke
creature [6]
3 Exalted Angel
3 Magus of the Tabernacle
sorcery [4]
4 Armageddon
enchantment [6]
4 Ghostly Prison
2 Oblivion Ring
artifact [19]
4 Chalice of the Void
4 Crucible of Worlds
4 Mox Diamond
4 Smokestack
3 Trinisphere
land [25]
4 Ancient Tomb
4 City of Traitors
4 Flagstones of Trokair
3 Mishra’s Factory
6 Plains
4 Wasteland
60 cards

普通すぎる構成。

基本的な動きは
1ターン:2マナランド→CotV(x=1)かモックス+2マナランド→三球
2ターン:白パガンダを貼る。
これでほとんどのレガシーのデッキは行動できません(ドローゴー!)。
あとはアドバンテージカードを展開して、
真綿で首を絞めるように、じわじわと相手の場とライフをコントロールしていきます。

また、このデッキは個々のカードが素晴らしいシナジーを形成しています。
デッキリストを見ていただければご理解いただけるでしょうが、単純なシナジーを挙げても

るつぼ+ゲドン:ゲドン後の土地回収が容易。
ゲドン+白パ:ゲドン後のロック。
モックス+幕屋+ゲドン:幕屋を維持しながら大量クリ破壊。

など、土地を中心としたシナジーが素晴らしいです。
どのカードを引いてもシナジーを形成するため無駄カードが出にくいです。

勝ち手段はメイガスか天使様かミシュラでの複数回アタックですが、
メイガス一体が無人の荒野を駆け抜けることが多いです(ぬしこそ万夫不倒の豪傑よ!)。

デッキ構成から、ボードで勝利を目指すデッキには鬼の如き強さを発揮します。
コントロール同士はゲドンを通せるかがカギになりそうです。
コンボは先手三球なら勝てるでしょうが基本的には苦手だと思います。

弱点はドロー手段がないこと。息切れを回復できません。
めくってもめくっても土地ばっかとかよくあります。泣かない。
序盤のCotVや三球を捌かれるとなんもできずに殺されます。
初手の内容にも影響されるのでマリガンは練習しておきましょう。

第七回デッキ紹介はこれで終わりです。
白スタックスはレガシー界ではかなりベクトルの違う方向を目指す孤高のデッキです。
そのため右手が光っている人しか使いこなせません(うそです)!
我こそは!と思う方は手にとってみてはいかが?

それでは良いレガシーライフを!

【結論】
右投げ右打ち右掻き
アグロデッキの紹介に偏っていたので今回はコンボを紹介します。
レガシー環境は早いと思われがちですが、実際はそこまで速くはないです(復帰したころは2~3killが当たり前だと思ってました)。
アグロなら4ターンあたりが目安になるのではないでしょうか(クロックパーミは5~6ターン?)。
で、今回紹介するデッキはレガシーで一番早いと思われます。
第7回レガシーデッキ紹介は「Belcher」です。

Belcherデッキのキーカードは4マナアーティファクトの「ゴブリンの放火砲」(これがベルチャーですね)です。これを貼って3マナで起動します。起動できればだいたい勝てます(デッキ構成を見ていただければわかります)。
じゃあ、どれくらいの速さで設置&起動できるのかというと、最速1ターン目!
なんと相手にターンを返さずに勝つことも可能なのです(このようなコンボデッキの存在のせいでFOWの存在も容認されているわけですね)!厨!
ベルチャーは別の勝ち筋も用意されています。
それは「巣穴からの総出」!
たっぷりストームを乗っけてキャストし、2桁のゴブリンを1ターン目にばら撒きます。
あとは2パンで了。
平均1~3ターンで終わります。
レガシーの平均速度を大きく超えるこのコンボデッキは、レガシーでもっとも遭遇確率の高いコンボデッキの1つであると思われます。

ベルチャーには「赤緑タイプ」と「赤緑黒タイプ」の2種類あります。
することはどちらも一緒です。初手から全力でマナ加速し、ベルチャーかEtWをキャストします。

確定スロット
ゴブリンの放火砲
巣穴からの総出
金属モックス
ライオンの瞳のダイヤモンド
睡蓮の花びら
猿人の指導霊
Elvish Spirit Guide
ほくちの壁
土地譲渡
炎の儀式
煮えたぎる歌
燃え立つ願い
Taiga

ベルチャー…このデッキの顔。能力は生け贄じゃないぜ?
EtW…近接兵器。最近魔力変とあやしい関係。
クロム…趣味はマナ加速です。
LED…Lucy in the Sky with Diamondsではない。wishにフィズルぜ!
ペタル…趣味はマナ加速です。
SSG…手札→ゲーム外とか、たまには場に出たいっすよw
ESG…次元が混乱したからって猿とかないわ・・・
ほくちの壁…SSGさん、場に出て秒でサクられるのも辛いっすよ…
土地譲渡…ストーム兼デッキ圧縮。
炎の儀式…着火剤。
煮えたぎる歌…ナイトロ。
燃え立つ願い…EtWの枚数の水増し。各種銀弾も可能!

赤緑黒型は暗黒の儀式をさらに採用。

他に採用されやすいカード
魔力変
通りの悪霊
捨て身の儀式
野生の朗詠者

魔力変…ストーム稼いでワンドロー。EtWの友達。
通りの悪霊…ライフなどただの飾りです!偉い人にはそれがわからんのですよ!
捨て身の儀式…2枚手札、4マナあれば一気に7マナにジャンプアップ!このデッキで7マナあれば…あとはわかるな?
野生の朗詠者…自分マナ増えないっすけど緑か黒出せるっす。

参考デッキレシピ
Belcher by Yuugo Tsuda
creature [16]
4 Elvish Spirit Guide
4 Simian Spirit Guide
4 Street Wraith
4 Tinder Wall
instant [12]
4 Desperate Ritual
4 Manamorphose
4 Seething Song
sorcery [15]
4 Burning Wish
3 Empty the Warrens
4 Land Grant
4 Rite of Flame
artifact [16]
4 Chrome Mox
4 Goblin Charbelcher
4 Lion’s Eye Diamond
4 Lotus Petal
land [1]
1 Taiga

AMC入賞を飾ったベルチャーデッキです。
美しすぎるメインに惚れぼれします(お~もちかえりぃ~)。

ベルチャーではお客様のニーズにお応えして、様々な一キルプランや(相手が)ライフ分割払いのプランをご用意しております。

1キルプランの手札一例でございます。
1LED
1ベルチャー
1土地譲渡
1ほくちの壁
1炎の儀式
1SSG
1適当ななんか

土地譲渡(taigaサーチ)→ほくちの壁キャスト→SSGプレイ(赤:1)→儀式(赤:2)
→壁サクる(赤:4)→ベルチャーセット→LEDプレイ&起動→ベルチャー起動(52ダメージ!)!
6枚で一キルです。7枚はいりません。さらにあと一枚スロットを設けていますので、引きの弱い方も安定して2キルをご利用いただけます。

またトークンの好きのお客様用にゴブリンプラン一例をご用意いたしました。
1LED
1ペタル
1炎の儀式
1煮えたぎる歌
1土地譲渡
1WISH
1ほくちの壁

土地譲渡(ストーム1)→ペタル、LED,taigaからほくちの壁キャスト(ストーム4)
→壁サクり、儀式、歌キャスト(ストーム6 赤:5)→WISHキャスト(ストーム7 赤:3)
→EtWサーチ、ペタルサクってEtWキャスト→ゴブリン16匹

トークンカードが足りなくてお困りになられるお客様もございます。相手の方の事も思うとストームは5程度でよろしいかとw

このデッキは大半がマナ加速カードであるので、通りの悪霊のサイクリングや魔力変のキャントリップなど、1ドローで+1マナ程度のマナ加速が期待できます。
ですから初手に十分なマナ加速がなくベルチャーを起動できなくとも、2~3ターン後には起動できるチャンスがあります。相手のクロックがよほど速くない限りは間に合う場面が多いと思います。
EtWからゴブリンをばらまく戦法は確実性においてやや信頼度が下がります。
この環境は爆薬があるので1パンしか入れられないときがあるからです。
その時は次の機会に備えて手札を貯めましょう。
上手くいけばワンチャンスあるかもしれません(レガシーはそのような夢をだいたいは拒否しますが)。
ストームの目標は4以上です。1パンで入るダメージが10点以上なら3キルを狙えます。

ベルチャーは環境で最速であるために多くのものを犠牲にしています。
そのため弱点ばかりです。
カウンターてなんですか。真髄の針ってなんですか。もみ消しってなんですか。
残響する真実が憎い。爆薬が憎い。チャリスも憎い。
この世はまったく地獄だぜ!フゥハハハー

これで第七回レガシーデッキ紹介は終わりです。
ベルチャーは「対策されてしまえばそれまで」といいますが、実際はその驚異のスピードのおかげで対策されても勝てたりします。
つかまじであっさり勝ちます(カジュアルでは向かないな~)。
またカウンターを積まないアグロデッキには鬼のように強いです。
メインは確実に取れるでしょう。サイド後の2本の打ち一本を取ればいいと考えれば気が楽ではないですか?
ベルチャーは、コンボデッキの強さと脆さをしっかりと内包するコンボらしいコンボです(flashのようなガイキチデッキは氏ね!対策カードカウンターしてんじゃねぇ!つかカウンター積んだコンボとかふざけんな!勝てるわけねぇだろ!!)。
一か八か、のるかそるかの博打大好き!なひとにはこのデッキをお薦めします!

それでは良いレガシーライフを!

【結論】
アドストームのレシピまだ~?









気をとりなおして!
前回、前々回と赤系のデッキを紹介したのでそろそろ青厨の血が騒ぎ出す…
と、いうわけで今回は青系のアグロデッキを紹介したいとおもいます。
第六回レガシーデッキ紹介は「スタイフルノート」と行きます!

2007年7月、ついにドレッドノートが本来の姿で帰ってきた(やったねよしかるちゃん!)!
スタイフルノートはファイレクシアン・ドレッドノートともみ消しのコンボを主軸としたアグロデッキです。ドレッドノートのデメリットCIPをもみ消しで打ち消すことで、環境最大クロックを2マナで生産します。そしてそのクロックを2ターン維持できれば勝ち!
環境にタルモ対策(こっちもタルモ積むやハーネスの横行など)が敷かれている中、タルモ対策をかいくぐり、かつクロックパーミッションの形態をとるスタイフルノートは、タルモに頼らないクロックパーミとしてその地位を確固たるものにしつつあります。

スタイフルノートには「ドレッドスティル型」と「FISH型」と2つに大別されます。
違いはアドバンテージエンジンの違い(後述)のようです。
本質は変わりません。

確定スロット
ファイレクシアンドレッドノート
もみ消し
相殺
師範の占い独楽
渦巻く知識
force of will

ドレッドノート…このデッキの顔。もみ消しだけが友達(下ではマスクも)!
もみ消し…ドレッドノートの友達。ものすごい反感を買ってる(1ターン目フェッチもみ消し!)。
相殺…ドレッドノート護衛艦隊。イージス艦ばりの専守防衛を可能に。
独楽…相殺艦隊のレーダー。1マナ圏は絶対に止めてみせる!
渦巻く知識…青ければ当然。
高層ビル…マジックの闇。

アドバンテージエンジンが

行き詰まり
闇の腹心

行き詰まり…神アンリコにもっとも近い位置にいるとされる置物。フレーバーがうざい。
ボブ…人の身でありながらついに天井(ヴィンテージ)に召された聖人。昇天の過程でレガシーにも立ち寄ってくれるそうです。

で、どちらを採用するかでデッキの名前が変化します。
行き詰まりがドレッドスティル。
ボブがFISH。

クリーチャーの選択肢は
タルモゴイフ
粗石の魔導士
ミシュラの工廠(スティル型のみ)

タルモゴイフ…ドレッドノートが倒れた時に。こいつだけで勝つこともありますが。
粗石の魔導士…環境のほぞをサーチする優良クリ。アドも失いにくい。
ミシュラ…スティルと相性が良い。元祖高速ウィニークリ。

そのほか採用されやすいカード
目くらまし
呪文嵌め
計略縛り
思案
仕組まれた爆薬
真髄の針
トーモッドの墓所

カウンター…紳士のたしなみ。
計略縛り…追加のもみ消しのつもりが、刹那強すぎフイタ。
思案…8ドローで事故知らず。
各種ほぞ…環境にあわせてチョイス。特に爆薬はマジつえぇぜ!

スティル型は青メイン+タッチ緑(タルモ)+タッチ赤が主流。赤はサイド用。
FISH型は青メイン+タッチ黒(ボブとハンデス)+タッチ緑(タルモ)。

どちらも追加のクロッカーにタルモを採用しやすい。
FISHはベーラプ+ドレッドノートの形も珍しくない。
スティル型はタルモ対策を嫌ってメインをほとんど青単で組むこともある(かっこいい!)。

デッキレシピ
Ugr Dreadstill by Nicolò Battistuzzi
creature [9]
3 Phyrexian Dreadnought
4 Tarmogoyf
2 Trinket Mage
instant [20]
4 Brainstorm
4 Daze
4 Force of Will
3 Spell Snare
4 Stifle
1 Trickbind
enchantment [7]
3 Counterbalance
4 Standstill
artifact [3]
1 Engineered Explosives
2 Sensei’s Divining Top
land [21]
3 Flooded Strand
4 Island
4 Mishra’s Factory
3 Polluted Delta
2 Tropical Island
2 Volcanic Island
3 Wasteland
60 cards

ドレッドスティル型です。くせのないオーソドックスな構成だと思います。スティルでアドバンテージを得やすく、息切れしにくいです。またドレッドノート(タルモ)→スティルで蓋はこのデッキの必勝パターンでしょう。ミシュラの工廠も固いので、ある程度のクロックでは盤面を打開できません。相殺で場を固めてドレッドノート登場、といったコントロール的な動きも可能です。

スタイフルノートの基本戦術は、とにかくできる限り安全に、そして速くドレッドノートを場に出すことです。
青系のくせにとにかくクロックが速いので、ゴブリンのようなカウンターレスアグロデッキを苦にはしません。相手が除去を握っていないならば2ターン目に出して勝負をかけることもできます。
クロックパーミ系には相殺無双が可能です。メイン戦はある程度優位だと思います。
コントロールにも五分の戦いができます。クロックパーミの形をとるので勝負できます。
コンボはもみ消し・高層ビルとあるので得意です。

またスタイフルノートは除去を基本的に積みません。盤面のクリーチャーによる脅威はドレッドノートがすべてチャラにしてしまうからです。レガシーで除去を積まないアグロデッキはかなり珍しいと思います(ドレッドノートの支配力を物語りますね)。

弱点はいっぱいあります。
アーティファクト破壊がやばいききます。1枚でドレッドノートを除去されると必ず1枚分のアドを失います。これはつらい。爆薬は相殺をかわして着地できるので天敵といってよいでしょう。サイド後はグリップがとんできてでカウンターすらさせてくれません。
さらに2枚コンボなので揃わないと場に出せません。出せないときは出せません。手札のノート3枚がこっちをみています…。
ドレッドノートに強く依存しているため負けるときはあっさり負けてしまうことが多いです。

これで第六回レガシーデッキ紹介はおしまいです。「結構ピーキーなデッキだな」と印象を受けた方も、実際に触ってみればあっさり勝ってしまう場面が多いことに驚かれると思います。
それだけドレッドノートのクロックは強力です。
タルモから乗り換えるチャンスですよ!
ノンタルモデッキでタルモをゲットしたばかりの友人をぼこってやりましょう(え
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
チャリスはやめて~


今日もこそこそと更新するよ!
コントロールデッキを紹介しようと思ったのですが、レガシーにはコントロールデッキがあんまりない;
レガシーは殴るデッキが多いので環境は結構ビートビート!してます(殴り合い上等!のひとはぜひレガシーへいらしてください!)。
そこで今回の紹介もアグロデッキでいきます。
第5回レガシーデッキ紹介は、元Mrレガシー(現在はMrsレガシーかな?)「Goblin」の紹介をします!

このデッキの歴史は古く、レガシー黎明期からメタに存在し続ける、レガシーを代表するアグロデッキの一つです。マジックの格言に「核戦争があってもゴキブリと白ウニは絶滅しない」というものがありますが、レガシー環境のゴブリンはスターウォーズ(ガミラスの遊星爆撃だっ)があっても絶滅しないと断言できます。それくらいなくならない。

動きはこうです(動きとかあんのかよ)。
第一段階:早い段階からゴブリン展開
第二段階:中盤以降もゴブリン展開
第三段階:終盤以降もゴブリン展開
…やってることが一つじゃねーか!

そうです。このデッキの8割以上はゴブリンでできています。
ゴブリンのゴブリンによるゴブリンのためのデッキなんです。ファンデッキみたいです。
なのにめちゃくちゃ強いです。どれくらい強いかというと、デッキ作る際にゴブリンに勝てるかどうかが基準になるくらいです。

という訳でどんな内訳になっているか。
確定スロットは
ゴブリンの従僕
ゴブリンの群衆追い
ゴブリンの首謀者
ゴブリンの戦長
ゴブリンの女看守
モグの狂信者
霊気の薬瓶
フェッチ
不毛の大地
リシャーダの港

上記のカードは絶対不滅のスロットで、これらのカードが入っていればゴブリンと名乗ってよいでしょう。

ゴブリンの従僕…このデッキではスーパーチートクリーチャーです。青系のデッキは一ターン目に出てくるこいつをどうにかしないと負けが確定します。次のターンにこいつの誘発効果でギャンコマがこんにちはしたりします。見たら焼けの筆頭クリーチャーです。
ゴブリンの群衆追い…チートアッタカーです。つれショん友達の数が増えると大きくなります(性的な意味で)。あっという間に10点くらいは持っていきます。友達を減らすかこいつ自身を倒すかの2択を迫ってきます。地味にプロ青。
ゴブリンの戦長…加速装置ON!ゴブリンに即効を付加しつつコストを1下げます。この人のせいでゴブリンが2ターン早くなったともっぱらの噂です。こんな奴は早々に退場してもらいましょう。
ゴブリンの首謀者…4マナ 2/2 速効 場に出た時(だいたい)2~4ドロー。こう書くとチートっぷりがよくわかりますね!こいつのせいでゴブリンは息切れせず攻撃を続けることが可能です。もみ消しがたまに刺さります。たまに。
モグの狂信者…1ターン目こいつスタートはゴブリン的にかなりがっかりです。ざけんな!ボブを焼いたりぼぶを焼いたりBobを焼いたりします。最後の1点をもぎ取る超優良クリーチャー。
霊気の薬瓶…1ターン目こいつは青系に死刑宣告と同義です。とくに3→4→5の流れで
女看守→首謀者→ギャンコマと決まればウィーアーザワールド。
女看守…ゴブリン限定で銀弾できます。
銀弾候補は以下
ゴブリンの司令官
ゴブリンの名手
稲妻造り師
宝石の手の焼却者
蛮行ゴブリン
ゴブリンの修繕屋
その他ゴブリンと名のつくものすべてが候補

司令官は銀弾候補というかメインに2~3枚積まれます。出れば勝つる!チートです。
名手はトークン殺しの異名をもつスーパーティム。1刺しが普通です。
稲妻造り師は3点飛ばせるハイパーティム。なかなかの制圧力を示します。覇権はcipモチと相性も良好です。
宝石の手の焼却者は嘘くさいクリ除去。赤単型はこれがメイン除去となります。チートです。
蛮行と修繕屋はアーティファクト割ります。
あまったスロットには好みのゴブリンを入れましょう。この3枚くらいのスロットでその人の個性がでます。

不毛の大地、リシャーダの港…マナプリズンで相手のマナ基盤をハーフロックします。唯一の相手への干渉手段。

なんかチートって言葉ばっかつかってんな…
それだけゴブリンはチートです。
ゴブリンは赤単型、赤白型、赤黒型あたりが主流です(赤青型なんてのもあるそうですが)。
実戦でよくみかけるのは赤単型と赤白型だと思います。赤白型はソープロが採用されます。ゴブリンばっかりのデッキで唯一ゴブリンでないスペルはソープロと霊気の薬瓶ぐらいです(ソープロのカードパワーがうかがい知れますね。チートです。)。

デッキレシピです。
RW Goblins by Tomoaki Kitagawa
creature [30]
2 Gempalm Incinerator
4 Goblin Lackey
4 Goblin Matron
4 Goblin Piledriver
1 Goblin Pyromancer
4 Goblin Ringleader
4 Goblin Warchief
4 Mogg Fanatic
2 Siege-Gang Commander
1 Sparksmith
instant [3]
3 Swords to Plowshares
artifact [4]
4 Aether Vial
land [23]
4 Bloodstained Mire
5 Mountain
3 Plateau
3 Rishadan Port
4 Wasteland
4 Wooded Foothills
60 cards
Sideboard:
2 Faerie Macabre
1 Goblin King
1 Goblin Sharpshooter
1 Goblin Tinkerer
2 Disenchant
4 Pyroblast
1 Swords to Plowshares
3 Shattering Spree
15 cards

ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancerを投入し瞬殺力を上げているようです。ゴブリンの名手がメインでないところをみるとスレショメタで抜いたのでしょうか?製作者のセンスが光るところですね。

ゴブリンは、その強さの割に安価に組めるレガシー入門用デッキとして、ある程度評価され入門者に勧められています。事実、高額カードはゴブリンの群衆追い(1200円位)とラッキー、霊気の薬瓶(700~1000円)くらいで、そのほかのカードは安価に集まると思います(フェッチはないならない、でいいですし)。レガシーのデッキパワーを体感するには十分だと思います。ただ、ゴブリンのパーツは流用が難しく、「もっと色々なレガシーのデッキに触れたいな」という時には追加の投資が必要だということは覚えておいてください。

と、ここまでゴブリンマンセーしてきました。
しかし、ゴブリンの血統を用いてレガシーの世界に入門してきたあなたですが、いくらデッキが強かろうと関係ない処刑法がレガシーの世界にはあります(なんてやばいこと思いつきやがる!)。
仕組まれた疫病!紅蓮地獄!(もう脱出不可能よ!むだむだむだむだっ!)
このへんの対策は解呪や水流破のプッツンオラ(おらおらのラッシュ)で乗り切りましょう。
弱点は明確な分対策もしやすいはずです。
ゴブリンは勝つ、と心のなかで思った時はすでにその行動は完了しているのです。

これで第5回レガシーデッキ紹介は終わりです。
もしこのブログを読んでゴブリンに興味をもたれたかたがいらっしゃいましたら、ぜひゴブリンを手にとってレガシーの世界に挑戦してみてください。
百万のラッキーに百万のソープロが飛ぶ、醜くも美しい世界へようこそ!
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
おや?すれっしょるどのようすが…?
おめでとう!くまにんげんがたるもごいふにしんかした!
テンションが落ちません。レガシーへの愛が原動力です。
青系が好きなので①~③まで見事に青いです。
このままでは青嫌いな人に嫌われちゃう!ほんとは赤も好きなのに!
という訳で今回は赤いデッキの紹介。

第四回レガシーデッキ紹介は「Aggro Loam」!
説明しよう!アグロロームとは壌土からの生命を中核とした、赤を中心に組まれる中速アグロデッキだ!そのデッキパワーは凄まじく、レガシーのメタの一角を担っているといっても過言ではないだろう!ドラゴンストンピーがいなくなったのもこいつらのせいだ(たぶん)!

動きはこうだ!
第一段階:早い段階で壌土からの生命をうち土地回収&発掘で墓地に土地を送り込む。
第二段階:土を食うもの、田舎の破壊者など土地と相性のいいクリ展開。
第三段階:壊滅的な夢をキャスト!無人の荒野を我が軍団が駆け抜ける(10/10くらいで)!
または
第一段階:早い段階で壌土からの生命をうち土地回収&発掘で墓地に土地を送り込む。
第二段階:突撃の地鳴りをセット。
第三段階:壌土からの生命で毎ターン6点火力!
が主な勝ちパターンです。

このデッキはひたすら壌土からの生命と相性のいいカードで組まれています。そのためデッキ内でのシナジーは凄まじく、どのカードを引いても腐る、といったことがほとんどありません。一般に、赤をメインカラーとし、2色目に緑、タッチで黒といった構成が普通だと思います。
確定スロットは
壌土からの生命
燃え立つ願い
突撃の地鳴り
モックスダイアモンド
サイクリングランド(オンスロート
フェッチ
taiga
不毛の大地

で、クリーチャーの選択肢は
タルモゴイフ
田舎の破壊者
土を食うもの
闇の腹心
の中からピックします。

その他の採用されやすいカードは
思考囲い
壊滅的な夢
仕組まれた爆薬
虚空の杯
などです。

モックスダイヤモンドはこのデッキにマナ加速と色マナ安定をもたらします。1ターン目モックス→壌土からの生命はこのデッキのセオリーの一つです。できた時はかなり勝率がアップ
すると思います。
サイクリングランドは中盤以降に壌土からの生命で使いまわすことで、巨大なアドバンテージをもたらします。このエンジンは強力で、劣勢からの逆転も珍しくありません。不毛の大地やフェッチの強さはもはやコモンセンス。
突撃の地鳴りが場に出ればゲームエンドまで数ターンでしょう。出したターンに終わることもあります。
燃え立つ願いの銀弾は一発で状況をひっくり返します。このカードの存在で最後の最後まで粘ることができます。

クリーチャーでは田舎の破壊者が積極的に選択されます。出すだけでアドバンテージを稼いでくれるこいつは、このデッキで最高のアタッカーです。土を食うものも負けていません。墓地の土地の数に依存してしまうので安定した力を発揮しづらいときがありますが、トランプルという回避能力がありますので、大きく成長したときにチャンプを許さない凶悪なアタッカーになります。タルモゴイフは説明不要。ボブも説明不要。

でデッキの顔が変わってくるカードチョイスが思考囲いと虚空の杯です。
日本では思考囲いが積極的に採用され、海外では虚空の杯の採用率が高いように思います。どっちを選択するかは個人により変わると思いますが、私的には虚空の杯が若干有理ではないかと思っています。環境的に単純に強力だからです。思考囲いは同型やコンボに有効でしょう。尖らせるか丸くするかの個人の好みだと思います。
仕組まれた爆薬は環境リセットボタン。
壊滅的な夢はリスキーですが通ればほぼ勝ちます。

以下レシピ
Aggro Loam by Mario Mittag
creature [14]
3 Countryside Crusher
4 Dark Confidant
4 Tarmogoyf
3 Terravore
sorcery [10]
4 Burning Wish
3 Devastating Dreams
3 Life from the Loam
enchantment [3]
3 Seismic Assault
artifact [8]
4 Chalice of the Void
4 Mox Diamond
land [25]
1 Badlands
1 Bayou
2 Bloodstained Mire
1 Forest
3 Forgotten Cave
1 Mountain
1 Swamp
4 Taiga
3 Tranquil Thicket
4 Wasteland
4 Wooded Foothills
60 cards
Sideboard:
4 Krosan Grip
1 Devastating Dreams
1 Hull Breach
1 Pyroclasm
1 Reverent Silence
1 Shattering Spree
1 Thoughtseize
4 Leyline of the Void
1 Engineered Explosives

虚空の杯型アグロローム。構成は一般的だと思います。2積みや1積みのないすっきりしたメインなので見やすいです。個人的にはアグロロームデッキには、ボブはシナジーを発揮していないので、ボブスロットを削り土を食うものと田舎の破壊者を4積み+仕組まれた爆薬2刺しといったレシピでまわしています。こっちのほうが打撃力がさらに上がりアグロデッキらしくなります。

アグロロームは、デッキパワー自体が恐ろしく高いので、引いた端からカードを使っても勝てたりします。盤面が劣勢でもトップデッキ一枚で逆転したり、1ターンに20点叩き込むとか、とにかく豪快です。また勝ち筋がたくさんあるとこも楽しいです。

弱点はコンボデッキ全般。妨害する手段が乏しいので不利です。テンポアグロやコントロールには互角以上の戦いができます。今後もメタの一角として警戒される存在になるでしょう。レガシーのデッキパワーを代表するデッキだと思います。

これで第四回レガシーデッキ紹介は終わりです。アグロロームは本当に厨のごときデッキパワーを誇るので、「テンポとんのあきた!」のスレショ厨や「単純につえーデッキないの?」のトーナメント厨にも万全の保証をもって進めたいと思います!
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
ハーネスはかんべんorz
無謀にも第二回。
もっとたくさんの人にレガシーのデッキを知ってもらいたい!という旨で書きつづります。
今回はコントロールデッキの紹介をしたいと思います。
紹介するデッキは「Land Still」です。

ランドスティルは、行き詰まりを張って相手が動きにくいところにミシュラランドでイニシアチブを取る、というところが基本戦法です。そこでイニチアチブを取り戻そうともがいた相手をその時得た行き詰まりのアドバンテージで叩きつぶし、最終的にはボードと手札を完全に掌握して勝ちます。アドバンテージを重視する典型的なコントロールデッキで、土地とカウンターを使って勝利する様から、現代のカウンターポストなんてよばれたりしています。レガシー黎明期では青白や青赤が主流だったようですが、最近は3色ないし4色で組まれることが多いと思います。どの大会でも一定数の固定ファンがついていると思われる、メタからは外せないデッキの一つでしょう。

固定スロットは
渦巻く知識
Force of Will
対抗呪文
行き詰まり
ミシュラの工廠
不毛の大地
フェッチ
世界のるつぼ

で3色か4色かで投入するカードは変化していきます。

フィニッシャー候補はタルモゴイフか墓忍びが良く選択されます。
クリレスならナントゥーコの僧院か正義の命令。
おしゃれな人は永遠のドラゴン1まい刺しです。
私的には墓忍びが回避持ちでありサイズも十分なフィニッシャーだと思っていますが、タルモゴイフの序盤の無双ぶりも捨てがたいため、この辺は個人次第だと思います。

アドバンテージエンジンには世界のるつぼが採用されます。これは墓地に落ちたフェッチを無限回収したり、不毛の大地を無限回収したりと、基地外じみたアドバンテージをプレイヤーにもたらします。特に不毛の大地がぐるぐるしだしたら片付ける準備をしたほうがいいです。

全体除去では、BGを使用しているなら破滅的な行為がよく使用されます。追加として、仕組まれた爆薬も1~2枚みかけます。

単体除去には、Wが出るならソープロがだいたい採用されます。出ないならBの無垢の血か悪魔の布告が候補です。

追加のドローソースとしては噓か真かが2枚程入ります。行き詰まりでもりもり引くため、この程度の枚数で十分引けるそうです。

追加のカウンターとしてもみ消しが挙げられます。このカードは確定スロットと思っていたのですが、最近は投入されていない場合も多いです。これはもみ消しがあまりにも警戒されすぎているためではないかと思います。対戦相手がもみ消しをケアしたプレイをするようにな
ったため、刺さりづらくなった。またスレショなどののもみ消す対象が少ないデッキの台頭も影響しているかもしれません。とにかく、このスロットは確定枠でなくなったため、今は変わりに狡猾な願いが入ったりしているようです。
しかし、もみ消しの役割は不毛の大地から自軍の土地を守るために使う、といった意見もあります。4色スティルは土地を割られないことが前提のようなマナ基盤ですので、一回割られるとそのまま色がそろわず何もできない、といったことも往々にしてあります。
また、先手フェッチもみ消し、2ターン目スティル貼りはランドスティルの最速勝ちパターンの一つでもあるので、もみ消しの是非はプレイヤー次第の気がします。

長くなりましたね。以下デッキレシピです。
4c Landstill by Carlo Feragotto
creature [2]
2 Tombstalker
instant [22]
4 Brainstorm
4 Counterspell
2 Fact or Fiction
4 Force of Will
4 Stifle
4 Swords to Plowshares
sorcery [1]
1 Decree of Justice
enchantment [8]
4 Pernicious Deed
4 Standstill
artifact [3]
2 Crucible of Worlds
1 Engineered Explosives
land [24]
3 Flooded Strand
1 Island
4 Mishra’s Factory
3 Polluted Delta
3 Tropical Island
4 Tundra
3 Underground Sea
3 Wasteland
60 cards

かなりオーソドックスな4cランドスティルだと思います。各色の強力カードを満載したデッキなのでデッキパワーは単純に高いです。どれを引いてもアドバンテージを稼げます。
しかし明確な弱点もあります。土地を縛るデッキには苦戦を強いられます。ドラゴンストンピは筆頭で、ゴブリンのマナ戦術も結構つらいです。しかしこの辺はまだなんとかなります。
絶対やばいのはBtBデッキ。すぐに投了しましょうw

これで第2回レガシーデッキ紹介は終わりです。この駄文をみてレガシーをやってみよっかな~という人がいたらよしかる君は感激です!
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
つかランドスティルって札束だよなぁ…



勢いに任せてレガシー最前線のデッキを紹介したいと思います。

また最新のレガシーデッキをチェックするなら→http://www.deckcheck.net
世界中のレガシーのデッキが網羅されています。調べてみると面白い発見があるかも?

栄えある第一回の紹介デッキは「Threshold」です。 ぱちぱちぱち

スレッショルドデッキはクロックパーミッションとも呼ばれます。
クリーチャーを展開したのち打ち消しスペルでこれをバックアップ、相手のしたいことをさせないうちに勝利するデッキです。

使用するカードの確定スロットは以下

タルモゴイフ
マングース
Force of Will
目くらまし
渦巻く知識
思案
トロピカル島
フェッチ2種

その他の候補は
三角エイの捕食者
ドライアド
もみ消し
呪文嵌め
対抗呪文
留意
予報
あたりでしょうか

青と緑は確定で、タッチする色でデッキの性格が少し変わります。
白タッチ:みんな大好きソープロが使えます!
      遅めの展開。相殺つんだりする。タルモ焼ける!
黒タッチ:みんな大好きBobがつかえます!ハンデスもかわいいよぉ。
      アド重視。Bobのアドが同系に生きる。タルモ焼ける!
赤タッチ:赤霊破、紅蓮破が使えます!火力使えます!
      最速狙うぜ!火力で最後のひと押しができる。タルモ焼けない!

外国ではタッチ赤、日本だとタッチ白が多い気がします。タッチ黒型はUgbにが花クロックパーミに移行中?

「赤型はタルモ焼けないジャン!」な人には「焼けないならパくればいいじゃない」と精神支配と不忠の糸をプレゼント。これらのカードによりタッチ赤型か目下研究され中。相手の青いカードには赤霊破、紅蓮破が対応するため赤スレッショルド最強説が流れております。

というわけで赤スレショのレシピ↓
Ugr Threshold by Nikolay Sevostyanov

creature [12]
4 Nimble Mongoose
4 Quirion Dryad
4 Tarmogoyf
instant [24]
4 Brainstorm
4 Counterspell
4 Daze
4 Fire / Ice
4 Force of Will
4 Lightning Bolt
sorcery [4]
4 Ponder
enchantment [3]
3 Threads of Disloyalty
land [18]
4 Flooded Strand
2 Island
4 Polluted Delta
4 Tropical Island
4 Volcanic Island
61 cards

メインに不忠の糸がつっこまれたタイプ。
ドライアドは序盤に出せれば驚異的にでかくなります。後半に引くとゴミですが。漢の証!
最近はもみ消しでなく、対抗呪文か呪文嵌めを搭載しているデッキが多いようです。もみ消しは警戒されすぎてる感もあり、これらの選択肢は良いのではないでしょうか(僕はもみ消しと心中しますyo!)。

日本ぽくなるとドライアドが三角エイに変わるくらいでしょうか。

スレッショルドは現在レガシーメタの筆頭です。
理由はまずコンボデッキに強く、かつアグロ、コントロールに5分に戦えるということが挙げられます。苦手なデッキはありますが、それでもプレイと引きで圧勝できるポテンシャルがあります。
「じゃあ最強じゃん!(よしかる君談)」と思われるかもしれませんが、実際プレイしてみると結構ひやひやしながらプレイしてることに気付きます。使ってる側はいつも薄氷の勝利だったな、なんて感じてます。
これは、スレッショルドが普通のデッキとは違う方向性でデッキが組まれているからだと思います。
スレッショルドは「テンポ」を最重視して組まれています。
「テンポ」とは何かといううとよくわかりません(爆
よく言われているのは「マナの差」です。対抗呪文で渦巻く知識を打ち消すとなんか損している気がしませんか?要は2マナで1マナ分の動きしか阻害できなかった、1マナ分損したわという感じでしょうか。スレッショルドはこの考えを極限まで進めてデッキ全体をテンポの塊にしたのです!たぶん!
そのかわり捨てたものはアドヴァンテージ。テンポ稼ぐカードは往々にアドを稼ぎません(アンリコだけは別)。だからアドがものを言い始める中盤以降はスレッショルドが苦しくなってきます。終盤はもう無理です。
だからスレショはテンポとるために常に必死なわけです。アド取られないように必死なんです。だから圧勝のようでも実は全開ばりばりフルスロットルで戦ってるわけです。逆にスレショにアド取られたらもう負けフラグだと思ってもかまいませんね(火+氷で1/1 2体除去とか。うめぇ)。テンポしかとれねーデッキがアド取ってるんですから。

なんか何を言いたいかよくわからなくなってしまいました。要はスレッショルドは万能の最強デッキではないよといいたかったんです。多くの人が使う=強いはたしかにありますが、スレッショルドは使い手の技量も求められるデッキではないかと。
逆にいえばスレッショルドは使い手を育てるデッキでもありますね。スレショを上手に回せる人はテンポを理解できてる人なんではないでしょうか。
ちなみに僕はへったくそですwww

長くなってしまいました。もしこの紹介をみてスレッショルドをやってみようかなーなんて人がいてくれたら(いないよ)幸いです。
また、こういうプレイングがいいよ!とかテンポってこうじゃね?とかありましたら是非ご教授おねがいいたします。






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