-前回までのあらすじ-
環境はニカドに支配され続けた。
メシア「ニッケル水素」も規制のためニカドの牙城を崩す寸前で敗れ去った…
そんな中、苦杯をなめ続けたアルカリが、長い肉体改造の末、遂にニカドに戦いを挑む!

最近、「超大径」とか「井桁」とかでこのブログ来てくれる人が多いです。
ミニ四駆ネタ書いててよかったよ^^
今回もバッテリーネタ。
アルカリについて。
もちろん、内容の保証はありません☆


アルカリ電池
一次電池の一種で、正極に二酸化マンガンと黒鉛の粉末、負極に亜鉛、水酸化カリウムの電解液に塩化亜鉛などを用いた乾電池である
電圧
公称電圧: 1.5V(円筒形)、9V(角形)
初期電圧: 1.6V(円筒形)、9.6V(角形)
終止電圧: 約0.8 - 1.0V(円筒形)

歴史
1959年、アメリカのエバレディ・バッテリー(現 エナジャイザー・ホールディングス (en:Energizer Holdings)) のカナダ人ルイス・アリー (en:Lewis Urry) が開発し、1964年に松下電器産業(現パナソニック)から発売された。
1963年(昭和38年)、日立マクセルが 国産として初めてアルカリ乾電池を製造。

すべてWikipedia引用。

商品ごとに世代があります(確か)。
第1世代(太古):マンガン電池
第2世代(00くらい?):アルカリ電池(赤パナ等)
第3世代(05くらい):オキシライド
第4世代(08):エボルタ

第1世代
太古の昔、電池といえばマンガン電池であった!
今、マンガン電池とかほとんど見ませんね。電気屋とかでひっそり置いてたりします。
子供の頃の記憶だと、銀と黒のカラーリングで緑の鳥が書いてたような。
それで「水銀0」って書いてあるんです。
さらに子供の頃の記憶だと、たしか「水銀0」って書いてなかった気がする。
水銀は環境に悪いってんで使わなくなったんだっけ?
とにかく昔のことです。だいたい10~15年くらい前かな?

第2世代
アルカリ電池登場です。
といってもにわか知識なので年代とか合ってない気がする。
子供の頃の記憶だとミニ四駆に黒と金のアルカリ使ってた気がする。
これが「金パナ」らしい。
田宮の「パワーチャンプ」はこの金パナのOEMのくせに妙に高かった記憶が。
純真だった僕はこのクソ高いパワチャンを買ってたなあ…

この頃からニカド時代が始まっているはず。
特に全国(1999)が始まった後はニカド最強伝説。

金パナの後継として赤と金色の「赤金パナ(赤パナ)」がいつだったかに登場。
金パナに比べて20%性能アップしたという、強電池。
事実ニカドともイイ勝負しました。

この頃から少しづつニカドと勝負出来るようになり、06~07シーズンにかけて、遂にアルカリはニカドを凌ぐ勢力を持つようになります。
そのアルカリ筆頭が「赤パナ」。

この赤パナを筆頭に何回かアルカリ最強電池の座をかけて戦った電池達があります。そんな歴戦の猛者達を紹介。

maxcell「ダイナミック」:赤パナ以前の最強アルカリ(だったはず)。赤パナの台頭により一線を退いた。

FUJITSU「G-PLUS」:赤パナが衰退(なぜか07中期ごろの赤パナはいまいちだった。理由は不明)したときの最強のアルカリ電池の一角。赤いパッケージが印象的。赤パナをガンメタしてます(電池業界はパナソニックを中心にしてるみたいです。だからパッケージとかも似てくる)。普通の流通で入手しづらいところがネック。赤パナと比べてちょい割高。

FUJITSU「D-RANGE」:上記のG+をも超えるスペックを誇った第2世代最強のアルカリ電池。並行して存在したオキシライドを意識したのか、青いパッケージが印象てきだった。G+同様、コンビニとかに置いてないので手に入れづらかった。あと値段が高かった…赤パナの約倍。
それでタイムも1/2に!とはなりません…

コスパ、入手難度を考えるとやっぱり赤パナが最高かな。
個人的にDRANGEは最強だったのですが、やっぱ高いのがネックで、ほとんど使ったことないです…

第三世代
電池界の革命児、オキシライドの登場。
オキシライドは登場した瞬間から公式レースでは使用できませんでした。
理由は簡単、速すぎるから!
まさにミニ四駆界のブラックロータスです。レースを加速しすぎる!
そのあまりにも強大すぎる初期電圧(1.7v。赤パナが1.6vです。ミニ四駆世界では0.01vに必死になる世界です。そこに0.1vも上のこいつは…)はミニ四駆以外の家電製品でもチート扱いだったようで、結局全面的に使用禁止に。
まさに強すぎて逆に(ryを地でいった、本当の革命児でした。
現在は生産中止になっていますが、間違いなくアルカリ電池史上最強の電池であったと思います。
彼は生まれる時代が10年早かった…

第4世代
そして時は流れる…現在は第4世代の時代です。
「オキシライド」の後継、「エボルタ」の登場により第2世代の電池は駆逐され、レースはいよいよ高速化しました(つっても隠居中の身なのでエボルタとか使ったことないですけど。)。
現在はトップレースマシンは秒速7.2~7.4っていったところだそうです。
自分がやってた当時は秒速7.0~7.2ってところだったので、はえーなーって感じです。
もっといえば今は「エボルタ」じゃなくてmaxcellの「ボルテージ」が最強らしいです。
電池業界、開発競争頑張ってるなー


とまあ、電池の歴史はニカド→ニカド+アルカリ→アルカリっていう感じで変化していった感じです。10年くらいのスパンでもいろいろな変化があって、その変化のつどマシンもレースも変化してきてますね。電池はミニ四駆界のエキスパンションといったところかな。

次回(未定)は駆動系の話かな。それかニッケル水素について。
そのときはバッテリー番外編-栄光なきニッケル水素達-でお送りします。






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