コンボの紹介にしようと思ったのですが、やっぱりレガシーはビート環境だし!
ということでアグロデッキの紹介にしようと思います。
今回のデッキはレガシー環境では珍しい青黒のアグロデッキです。
第八回レガシーデッキ紹介は「Ichorid」です(なんという前ふり;)!

最初に言っときます。イチョリッドはコンボじゃありません!
ただの、土地少なくて墓地利用が頻発する青黒のアグロですよ!
たまに1ターンキルとかしちゃうちょっと早いアグロですよ!
え、それをコンボって言うの…?
う、うるちゃい うるちゃい うるちゃい!
使ってる本人がアグロって言うならアグロだろ!
mtg wikiでもビートって紹介してるし!

上記のように、イチョリッドはアグロともコンボともとれる不思議なデッキです。
レガシーにある多彩な墓地肥やしスペルや発掘を駆使して、墓地を高速で肥やす。
そして墓地からマナコストを無視してクリーチャーを展開してビートします。
ふつうのリアニビートの動きですね。
問題はこの一連の動作が1ターン以内で終わってしまうことです。
墓地肥やす→ビートする が1ターン以内で完成するためコンボともいわれる所以です。
エターナルの墓地重要度を体感させてくれるデッキです。

確定枠
ゴルガリの墓トロール
ゴルガリの凶漢
臭い草のインプ
朽ちゆくインプ
イチョリッド
ナルコメーバ
打開
入念な研究
綿密な研究
戦慄の復活
陰謀団式療法
黄泉からの橋
ライオンの瞳のダイアモンド
セファリッドの賢者
炎の血族の盲信者
セファリッドの円形闘技場

ゴルガリの墓トロール…発掘6。
ゴルガリの凶漢…発掘4。
臭い草のインプ…発掘5。
朽ちゆくインプ…共鳴者。
イチョリッド…今夜はビートイット!
ナルコメーバ…だいたいはフラバの餌。ナム。
打開…1マナ4回発掘、手札のカード全部墓地に送り込むって書いてる。
入念な研究…1マナ2回発掘、手札2枚墓地に送る。
綿密な研究…墓地に落ちたら2マナ2回発掘。
戦慄の復活…ナルコ餌にフラバ。
陰謀団式療法…ナルコ餌に前方確認。
黄泉からの橋…ナルコフラバの度、2/2トークン生成。
ライオンの瞳のダイアモンド…ヴィンテの人いわくロータスより強いと。
セファリッドの賢者…発掘加速装置。これ出たら発掘はもう止まらない。
炎の血族の盲信者…こいつ釣るとだいだい30点以上は相手に入る。
セファリッドの円形闘技場…スレショすると3回発掘3枚捨てるに。

以上がデッキの根幹部。それ以外は正直なにいれても変わらんだろ。

他の採用候補
怒りの天使アクローマ
underground sea
湿った墓
宝石鉱山
真鍮の都

怒りの天使アクローマ…出ればつよい。当たり前。
underground sea
湿った墓
宝石鉱山
真鍮の都

土地は好きなの使ってください。サイド考慮して5色地形が良いと思いますが(安いし)。

参考レシピ
Ichorid by Cattini Valerio
creature [25]
1 Cephalid Sage
1 Flame-Kin Zealot
4 Golgari Grave-Troll
3 Golgari Thug
4 Ichorid
4 Narcomoeba
4 Putrid Imp
4 Stinkweed Imp
sorcery [16]
4 Breakthrough
4 Cabal Therapy
4 Careful Study
2 Deep Analysis
2 Dread Return
enchantment [4]
4 Bridge from Below
artifact [4]
4 Lion’s Eye Diamond
land [12]
4 Cephalid Coliseum
4 City of Brass
4 Gemstone Mine
61 cards

普通の構成。面白くもなんともないですね!
この構成からイチョリッドは全然変わってないと思います。
ある意味完成されたデッキなのでしょう(護身完成ッッ!)。

基本的な動きは
①手札から発掘生物を落して発掘開始。
②発掘過程でナルコやイチョのようなマナ無視生物を盤面に展開。
③それらの生物でビート開始。場合によっては手札破壊の妨害。
④墓地に十分ブリッジが貯まったらナルコやイチョをサクって盲信者を釣る。
このときブリッジの効果で2/2トークンがやばい数出てるので、こいつらが3/3速攻で殴る
⑤うわーやられた^^
です。

で、①~⑤の動きが1ターン以内に終わってしまうのがやばいです。
それを可能にしているのがLEDの存在。
初手からLEDキャスト→能力プレイで手札を全部墓地に送り込みつつ、ふかした3マナで
綿密な研究のフラバプレイ。
ドローを発掘に置換。
発掘中にナルコ三体でて、かつセファリッドの賢者落ちてれば一本釣り。また発掘。
とか
LED→発掘→スレショした円形闘技場起動とか。

わーるどさんの知り合いの某天才ヴィンテプレイヤーの人は
「LEDマジ神。ロータスマジ紙だわ。」
という名言を残しているほどです。

このデッキはビートのくせに安定3~4キルを実現し、
たまに1キルしちゃうポテンシャルを持ち合わせています。
環境三大厨デッキ(個人的にランドスティルとベルチャーとこれ。これらのデッキとはマジックしてる気がしない。マジくそ。)の一つと勝手に位置付けております。

こんな厨デッキの存在をWotCが許すはずもなく、次々と対策カードを世に送り出してくれます(じゃあ発掘システム作んな!)。
虚空の力線…0ターンキルですねわかります!
トーモッドの墓所…墓地掃除楽しいです♪
イクスリッドの看守…墓地カード全部バニラっす^^
フェアリーの忌み者…0マナで2枚ピンポイントで持って行くよ!
根絶…貴様らにはゲーム外すら生温い!

これらのカードはイチョリッドデッキにとって大きな脅威になります。
が、イチョリッド側もこれらの対策カードに対策できるカードを積むことができます!
蒸気の連鎖はどのイチョリッドもつむ定番対策カードです。
対策パーマネントを戻すことで墓地の自由を勝ち取ります。
真髄の針はトーモッドの動きをたった1マナで封じてしまいます。

実際の墓地メタカードの採用率はトーモッドの墓所と虚空の力線がダントツで、それ以外はあまり見かけることがないです。
つまりそれらに対処できればイチョ側はかなり有利にゲームを進めることができます。
またイチョリッドは単発の墓地対策程度ではなかなか止まりづらいです。
根絶一発ぐらいではまだまだいくよ!てなもんです。
イクスリッドはいいカードだと思いますが、イチョだけのためにサイドにこれに割くのも・・・
と、このへんが墓地メタカードの採用の背景だと思います。
日本の墓地対策は結構少ないのでイチョリッドの活躍の場があるかな~?と思ってみたり。海外では人気なんですよ、このデッキ(墓地対策も半端ないですが)。

また、わーるどさんのとこの企画でやってましたが、このデッキ、非常に安価です。
安いのに超強いです。
レガシー入門用としては破格の安さですが・・・。
カジュアルにもっていくのは絶対止めたほうがいいです。
二度とお呼びがかからなくなると保証します。
絶対やめてください!

これで第八回レガシーデッキ紹介を終わります。
こんな厨デッキはこの世にないほうがいいと思います。
しかしレガシーは相手が厨なデッキを使ってくることがあります(ランドスティルとかランドスティルとか)。
連戦連敗で9841!が貯まってきたらこのデッキの出番です。
心行くまでランドスティル厨を屠ってあげましょう。
そうすれば次の週からはお互い別のデッキを持ってくると思います。
仲直りのしるしに赤スレショ対ゴブリンなんかが最適でしょう。

マジックは相手とのコミニュケーションの手段でもあるのですから、
KY過ぎるデッキはだめだよというお話でした。
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
ゴブリンで9841!をしたその対戦相手はやがてランドスティルへ…

コメント

ごーじゃー
ごーじゃー
2008年10月14日2:11

やめて
イチョリッドはもってこないで

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