今日もこそこそと更新するよ!
コントロールデッキを紹介しようと思ったのですが、レガシーにはコントロールデッキがあんまりない;
レガシーは殴るデッキが多いので環境は結構ビートビート!してます(殴り合い上等!のひとはぜひレガシーへいらしてください!)。
そこで今回の紹介もアグロデッキでいきます。
第5回レガシーデッキ紹介は、元Mrレガシー(現在はMrsレガシーかな?)「Goblin」の紹介をします!

このデッキの歴史は古く、レガシー黎明期からメタに存在し続ける、レガシーを代表するアグロデッキの一つです。マジックの格言に「核戦争があってもゴキブリと白ウニは絶滅しない」というものがありますが、レガシー環境のゴブリンはスターウォーズ(ガミラスの遊星爆撃だっ)があっても絶滅しないと断言できます。それくらいなくならない。

動きはこうです(動きとかあんのかよ)。
第一段階:早い段階からゴブリン展開
第二段階:中盤以降もゴブリン展開
第三段階:終盤以降もゴブリン展開
…やってることが一つじゃねーか!

そうです。このデッキの8割以上はゴブリンでできています。
ゴブリンのゴブリンによるゴブリンのためのデッキなんです。ファンデッキみたいです。
なのにめちゃくちゃ強いです。どれくらい強いかというと、デッキ作る際にゴブリンに勝てるかどうかが基準になるくらいです。

という訳でどんな内訳になっているか。
確定スロットは
ゴブリンの従僕
ゴブリンの群衆追い
ゴブリンの首謀者
ゴブリンの戦長
ゴブリンの女看守
モグの狂信者
霊気の薬瓶
フェッチ
不毛の大地
リシャーダの港

上記のカードは絶対不滅のスロットで、これらのカードが入っていればゴブリンと名乗ってよいでしょう。

ゴブリンの従僕…このデッキではスーパーチートクリーチャーです。青系のデッキは一ターン目に出てくるこいつをどうにかしないと負けが確定します。次のターンにこいつの誘発効果でギャンコマがこんにちはしたりします。見たら焼けの筆頭クリーチャーです。
ゴブリンの群衆追い…チートアッタカーです。つれショん友達の数が増えると大きくなります(性的な意味で)。あっという間に10点くらいは持っていきます。友達を減らすかこいつ自身を倒すかの2択を迫ってきます。地味にプロ青。
ゴブリンの戦長…加速装置ON!ゴブリンに即効を付加しつつコストを1下げます。この人のせいでゴブリンが2ターン早くなったともっぱらの噂です。こんな奴は早々に退場してもらいましょう。
ゴブリンの首謀者…4マナ 2/2 速効 場に出た時(だいたい)2~4ドロー。こう書くとチートっぷりがよくわかりますね!こいつのせいでゴブリンは息切れせず攻撃を続けることが可能です。もみ消しがたまに刺さります。たまに。
モグの狂信者…1ターン目こいつスタートはゴブリン的にかなりがっかりです。ざけんな!ボブを焼いたりぼぶを焼いたりBobを焼いたりします。最後の1点をもぎ取る超優良クリーチャー。
霊気の薬瓶…1ターン目こいつは青系に死刑宣告と同義です。とくに3→4→5の流れで
女看守→首謀者→ギャンコマと決まればウィーアーザワールド。
女看守…ゴブリン限定で銀弾できます。
銀弾候補は以下
ゴブリンの司令官
ゴブリンの名手
稲妻造り師
宝石の手の焼却者
蛮行ゴブリン
ゴブリンの修繕屋
その他ゴブリンと名のつくものすべてが候補

司令官は銀弾候補というかメインに2~3枚積まれます。出れば勝つる!チートです。
名手はトークン殺しの異名をもつスーパーティム。1刺しが普通です。
稲妻造り師は3点飛ばせるハイパーティム。なかなかの制圧力を示します。覇権はcipモチと相性も良好です。
宝石の手の焼却者は嘘くさいクリ除去。赤単型はこれがメイン除去となります。チートです。
蛮行と修繕屋はアーティファクト割ります。
あまったスロットには好みのゴブリンを入れましょう。この3枚くらいのスロットでその人の個性がでます。

不毛の大地、リシャーダの港…マナプリズンで相手のマナ基盤をハーフロックします。唯一の相手への干渉手段。

なんかチートって言葉ばっかつかってんな…
それだけゴブリンはチートです。
ゴブリンは赤単型、赤白型、赤黒型あたりが主流です(赤青型なんてのもあるそうですが)。
実戦でよくみかけるのは赤単型と赤白型だと思います。赤白型はソープロが採用されます。ゴブリンばっかりのデッキで唯一ゴブリンでないスペルはソープロと霊気の薬瓶ぐらいです(ソープロのカードパワーがうかがい知れますね。チートです。)。

デッキレシピです。
RW Goblins by Tomoaki Kitagawa
creature [30]
2 Gempalm Incinerator
4 Goblin Lackey
4 Goblin Matron
4 Goblin Piledriver
1 Goblin Pyromancer
4 Goblin Ringleader
4 Goblin Warchief
4 Mogg Fanatic
2 Siege-Gang Commander
1 Sparksmith
instant [3]
3 Swords to Plowshares
artifact [4]
4 Aether Vial
land [23]
4 Bloodstained Mire
5 Mountain
3 Plateau
3 Rishadan Port
4 Wasteland
4 Wooded Foothills
60 cards
Sideboard:
2 Faerie Macabre
1 Goblin King
1 Goblin Sharpshooter
1 Goblin Tinkerer
2 Disenchant
4 Pyroblast
1 Swords to Plowshares
3 Shattering Spree
15 cards

ゴブリンの紅蓮術士/Goblin Pyromancerを投入し瞬殺力を上げているようです。ゴブリンの名手がメインでないところをみるとスレショメタで抜いたのでしょうか?製作者のセンスが光るところですね。

ゴブリンは、その強さの割に安価に組めるレガシー入門用デッキとして、ある程度評価され入門者に勧められています。事実、高額カードはゴブリンの群衆追い(1200円位)とラッキー、霊気の薬瓶(700~1000円)くらいで、そのほかのカードは安価に集まると思います(フェッチはないならない、でいいですし)。レガシーのデッキパワーを体感するには十分だと思います。ただ、ゴブリンのパーツは流用が難しく、「もっと色々なレガシーのデッキに触れたいな」という時には追加の投資が必要だということは覚えておいてください。

と、ここまでゴブリンマンセーしてきました。
しかし、ゴブリンの血統を用いてレガシーの世界に入門してきたあなたですが、いくらデッキが強かろうと関係ない処刑法がレガシーの世界にはあります(なんてやばいこと思いつきやがる!)。
仕組まれた疫病!紅蓮地獄!(もう脱出不可能よ!むだむだむだむだっ!)
このへんの対策は解呪や水流破のプッツンオラ(おらおらのラッシュ)で乗り切りましょう。
弱点は明確な分対策もしやすいはずです。
ゴブリンは勝つ、と心のなかで思った時はすでにその行動は完了しているのです。

これで第5回レガシーデッキ紹介は終わりです。
もしこのブログを読んでゴブリンに興味をもたれたかたがいらっしゃいましたら、ぜひゴブリンを手にとってレガシーの世界に挑戦してみてください。
百万のラッキーに百万のソープロが飛ぶ、醜くも美しい世界へようこそ!
それでは良いレガシーライフを!

【結論】
おや?すれっしょるどのようすが…?
おめでとう!くまにんげんがたるもごいふにしんかした!

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